おふとんにくるまって

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【399】和仁の秘密

※本記事はネタバレを含みます

※本記事は女六条宮 (おんなろくじょうのみや)とは【ピクシブ百科事典】 より引用しています

※TVから撮影したため見にくい場合があります

 

いかがお過ごしでしょうか。

今日は遙かなる時空の中で2記事です。かなりのネタバレとなるので苦手な方はお戻りください。文量が多いので人物名のみ太字にしていきます。

ネタバレ回避したい方のために言いたいことだけ先に書きます。

遙か2のキャラソンが一番好き

というわけでワンクッション。

 

 

かんたんに和仁の説明をすると、現帝のすぐ下の異母弟で、彰紋の異母兄です。彰紋の兄なのに東宮(次期帝)じゃないの面白いな~何かあるな~と思っていたら、本編で説明がありました。

女六条宮泉水の母だとずっと説明を受けていましたが、実は実の子供である和仁を帝とするため学策した結果でした。泉水はもちろん和仁も知らずに育ち知ったあと2人はかなり狼狽えていました。このシーンで説明あったのはここまで

皮肉にもの父であるは実の子(実際は甥)である和仁を蔑ろにして、甥(実際は実子)の笛の名手である泉水を気に入り、管弦の宴を開く度に招いて龍笛を下賜しているのだから皮肉な話です。

元々は女六条宮の次兄である親王東宮だと思われていたのに実子(彰紋の兄)を東宮に立てその後も警戒し続けた結果、親王は出家。女六条宮の一族は完全に傍流へと追いやられたため前帝の強硬なやり方に憤り、多くのツテを用いて前帝がひとりの女御との間に子をなすように仕向け、自分も同じ時期に子を孕みます。

やがて女六条宮には和仁前帝のもとには泉水が生まれ、女六条宮はこっそり二人を取り替えます。前例でいくなら前帝の実子の東宮(現在の帝・彰紋の実兄)が即位したあかつきには、すぐ下の弟(つまり取り替えられた和仁)がその座を受け継ぐ(東宮になる)はずでした。

しかし前帝は実子に譲位する際(帝である自分は院に、実子の東宮を帝に)寵愛していた妻の子ども、つまり彰紋立太子させたため結果として和仁東宮になれなかったようです。女六条宮が仕向けた女性のことを好きになったのも皮肉。

でも表立って騒ぎ立てると取り替えたのがバレてしまうので彰紋廃太子させ和仁東宮に立てようと狙っているのが本編。和仁女六条宮の寵愛を受け自分こそが東宮にふさわしいと刷り込まれているため、彰紋を憎み泉水に八つ当たりしているようです。

渦中にいる泉水はというと、女六条宮的には本来ならば出家させたかったものの霊力が高く、この能力ゆえに僧侶として出世してしまう可能性があるとして出家すら許さなかったようです。父親である内大臣にも『出家は年をとってからで十分』と言われていましたが、泉水自身は出家に強い憧れを抱いていました。

もう上で書いた以外にも理由はありますがとにかくこの辺一帯みんな幸せじゃない感じ、遙かなる時空の中で2の舞台である末法思想が蔓延る平安末期を象徴してるようで個人的には気に入っています。似ていると言われている遙か無印との差別化要素だとも思います。

和仁彰紋まわりは冒頭に載せたリンクから詳しく知ることができます。

そういえば女六条宮って実在するのかな?と調べたらそれっぽい人はいましたがたぶん違う人、該当する人は引っ掛かりませんでした。当時まだ女性の地位が確立されていないことも関係してるのかもしれません。彼女は学策する際に村上源氏氏長者である貴族に降嫁してますが、村上源氏はそれっぽい人が引っ掛かりました(公式曰く遙か2の舞台は1118年頃、1100年頃の考察あり)。

泉水も事情を知り和仁も沙汰を待つということは表沙汰にするでしょうし、このあとの和仁たちはどうなったのかな~と今は想像してます。もし正しい形に入れ替えるんだとしても東宮彰紋のままで泉水もそのまま出家せず過ごすのかな、和仁は出家するかも。

廃人のように暮らすのは泉水や彰紋がつらいと思う

ここまで読んでくださりありがとうございました。

とまあたくさん書きましたが、筆者はそろそろ遙か2をクリアし終えられそうです。1.5周しかしてませんが疲れたので遙かUをプレイする予定です。そしたらまた比較してみたいです。

私はやってませんが、遙か2はかなりやりこみ要素があるのでコンプ欲のある方はすごく楽しいと思います。五行の力60以上でクリア、とかは恋愛イベントなんてやってる暇ないです。もうそのために1周を捧げるイメージでやってギリギリかなと思います(体感)。

少し上で1.5周と書きましたが、翡翠のためにやり直しました。

千歳以外を院スタートで同時攻略していたんですが彼だけ想う心上げが間に合わず、終盤だったこともあり彼だけ別でやることにしました。まさか翡翠のためにやり直すことになるとは思わなかったのですが、誰かしらあげるの間に合わないと思ったので想定の範囲内です。勝真も途中危なかったのはいい思い出。

次回更新分でキャラ毎の感想を私が好きなスチルと共にまとめたいと思います。お楽しみに!

 

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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい

小森千代