※本記事はネタバレを含みます
※一部TV画面から直接撮影したため画質等ご了承ください
いかがお過ごしでしょうか。
きょうは遙かなる時空の中でUltimateクリア記念に個人的な感想をまとめたいと思います。例に漏れずネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。
前回の遙か2感想の時と同じように筆者の好きなキャラソンも載せるので、そちらもお楽しみください。
まず今作は八葉×3プラス3人のエンディングがあり、とにかく数が多いです。八葉のEDは京ED、現代ED、八葉抄EDの三種。さらに八葉以外のキャラにも藤姫、ラン、アクラムには一種ずつEDがあります。またいわゆる一途攻略だと見られないものもあり、股がけプレイが前提となっています。
さらに四神召喚や八葉の好きな花入手などでスチルが埋まるため、ミニゲームや戦闘前のこまめなセーブも必要になります。とにかく時間がかかりました。
というわけでワンクッション。
フルコンプまでに1カ月以上かかった…。
八葉
天の青龍・源頼久(CV:三木眞一郎)
主従っていいな~~~って感じなんですが主命なら物も盗むし命も捨てるという悪い意味も含め勢いのあるキャラです。
今作は割としっかり好きという言葉が出てくるんですが、告白台詞の中に「あなたをお守りする役目を誰にも譲るつもりはありません」って台詞が好きでした。いいぞもっとやれ。
ちなみに八葉全員京・現代EDそれぞれ後日談が用意されており、しっかりフルボイスなのでゲームをお持ちの方は見てみてください。頼久の京後日談は手紙、現代後日談は名前の呼び方がテーマでした。
地の青龍・森村天真(CV:関智一)
ヒロインと一緒に京へと飛ばされた友人の一人。初出のスチルが上まできっちりボタンを留めた天真、一部の方には刺さるかと思います。
何かと失踪した妹・ランの話が出てきますが、あいつが幸せになってないのに俺が幸せになっていいはずがない!とかなり自己嫌悪に陥りやすいです。
京後日談では変わろうとする生活、現代後日談は一緒に買い物がテーマです。どちらも少女漫画的な感じでキュンキュンすると思います。
天の朱雀・イノリ(CV:高梨直純)
おそらく大体の方の第一印象は最悪なんじゃないでしょうか。鬼が絡むと途端に面倒になります。でも鬼を嫌う理由もしっかり説明されるし、理解するルートも用意されているのでご安心ください。
上記のおかげかヒロインに諫められるイノリの図が完成されているのですが、鬼と恋仲になった(それがきっかけでイノリたちは村を追われた)イノリの姉の幸せをイノリが決めるの?と言われたことで最終的にはイクティダール(鬼)に姉を連れてどこへなりとも行っちまえ!というまでに成長します。後半になるにつれて好きになるキャラです。
京後日談は繋ぐ手、現代後日談は無くなりつつ偏見がテーマです。ちなみにこれらのテーマは筆者が勝手に決めてるものなのでご了承ください。
地の朱雀・流山詩紋(CV:宮田幸季)
14歳なので宮田幸季さんのショタボイスを堪能することができます。
外見を理由にいじめられた過去を持ち、京でもその外見ゆえに鬼だと呼ばれることが多くつらい思いをしています。でも決して卑屈にならないところが彼の良いところだと思いました。理由にはヒロインが絡んでいるようです。
京後日談は先生、現代後日談は彼氏がテーマです。現代後日談のほうが糖度は高いかも。
天の白虎・藤原鷹通(CV:中原茂)
19歳です。現代基準だと未成年です。ウセヤロ
真面目一辺倒の彼ですが、個人的に照れてるときの立ち絵が好きでした。メガネ外して口元を手で抑えるの…ふふってなります。
おそらく今まで女性経験が無いというか、自覚した途端に離れるという拗らせ方をしていたのかなと思います。急展開ルートでも「残された一生をこの胸の痛みと共に生きていく」と悲壮感漂うひとり相撲です。そんな重い感情を持つな。
京後日談は惚気、現代後日談は冗談がテーマです。京後日談ではすでに結婚してます。
地の白虎・橘友雅(CV:井上和彦)
少し前に友雅まとめ記事を載せて言いたいことは書いたんですが、まぁとにかく振り幅の広い方です。
ヒロインのことは頼りない姫君くらいに思っていた浮名を流す最年長がヒロインを知って桃源郷に輝く月と称していた情熱を知り…という流れ、最高です。こんなん絶対初恋じゃん。今までの経験じゃ太刀打ちできない感情からなのかちょっと少年っぽい照れ立ち絵や、色気が滴るような髪かき上げ立ち絵も凄まじいです。ハマってはいけない沼だと思います。
京後日談は結婚、現代後日談はカメラがテーマです。京後日談の糖度がヤバいです最後に見ることをお勧めします。
天の玄武・永泉(CV:保志総一朗)
とにかく卑屈な青年です。褒めると縮みます。
自分に自信がなく、ずけずけものを言う泰明にも否定せず受け入れていくので大丈夫か?となるんですが最終的には仲良くなっていくのでニコニコが止まりませんでした。
京後日談は還俗、現代後日談は雅楽教室です。京後日談では人目を忍んで逢瀬を重ねています。
地の玄武・安倍泰明(CV:石田彰)
かなりきついことを言ってきますがこの世に爆誕してから2年しか経ってないので許してください。2歳なら仕方ない。
自身を物だと称しているんですが、通常ルートだったかな?女は穢れだからだ、って言った後に違う!と自分の言葉を否定して、穢れているのは私だって言うのがたまらんです。自分の抱いた想いに苦しんでる描写はすごく好きでした。
京後日談は花、現代後日談は陰陽師がテーマです。いい意味で変わってません。
サブキャラ&総評
藤姫(CV:大谷育江)
ヒロインをサポートする星の一族である藤姫、貴族の娘です。
雷が苦手で自身が住む屋敷の庭にすら出たことが無いという箱入り娘。キャラ背景の都合上別離ED確定ですが、藤姫自身は前を向いてて幸せそうで何よりです。あと可愛い。
ラン(CV:桑島法子)
先ほど出てきた天真の妹です。ずっとアクラムに囚われていて、現代において失踪扱いだったのもずっとアクラムのせいでした。この頃は全部アクラムのせいって言うのがネタだった気がします(違う)。
ランとのEDは現代で放課後に遊ぶくらい仲良くなってました。
アクラム(CV:置鮎龍太郎)
敵です。遙か2ほどしっかり結ばれる感じはありませんが、徐々にヒロインに惹かれるアクラムを繊細に描いていました。
泉を通してアクラムの元へ行くイベントがあるんですが2回目くらいで「今ならたやすく私を討てるぞ」と隙があるのを自覚したり、最後に黒龍を呼ぶため自身を贄にしたアクラムを救うことをヒロインは龍神に願うなど順調に愛を育み(おい)2に繋がって現代で暮らすようです。2は1より100年後の世界です。
2のアクラムEDは当時賛否あったようですが、これはどうだったんでしょう。魅力な敵役には惹かれて当然だと思ってるので、むしろ実装ありがとう派の筆者です。
ちなみに彼のみEDスチルが当時の水野十子氏作画スチルでした。他は四神ごとにクリアするとセットで当時の水野十子氏作画スチルが追加され、八葉が喋ってくれます。
いつものようにキャラソンを載せたいんですが遙か2のものしかSpotifyに無かったのでこちらを。
総評
ここまで読んでくださりありがとうございました。
演出表示の遅さを指摘する声もいくつか見られましたが、元は全てアニメーションだったものをイラスト1枚に置き換えているのでこれでも軽くなったんだろうなぁと思います。でもいちいち攻撃モーション→当たる→怨霊のHPゲージ拡大→少しずつ減る、は遅いを通り越してテンポが悪い。
個別ルートというものは無く、1つの話の中で彼らと仲を深め、そして結ばれる流れとなっています。ただ金太郎飴シナリオということでもなく、かなりパターンがあるのでそこは飽きないと思います。むしろ話は同じだけど章が違うことによって既読扱いにならないということまで出てくる始末です。
また攻略対象も多いし1人につき3ルートも用意されていて10章までと長いので、股がけプレイを強くお勧めします。というか京・現代EDを迎えるには迎えたいキャラとは別の想い人が必要なので、むしろ股がけプレイしないと攻略できないと思います。なんで最後の戦いの前日に好きな人とは別の人に会わなきゃいけないんだ…。
あと遙か3以降の作品では好きなイベントの前にセーブをしないと好きな話を見返せない!なんてことがあったと思いますが、今作と遙か2は起こしたことのあるイベントを好きなタイミングで見返せるのでいちいちセーブする必要がなく楽です。
最後にキャラソンですが、Spotifyに実装されていない曲があって泣きました。友雅のキャラソンなんて緋色の涙の女よのほうが好きだし天真も土砂降り LONELY HEART好きなのに…つらいです。よければ調べてみてくださいめっちゃいいです。
ちなみにこちらも好きです。
それから遙か2記事で源頼忠のキャラソンなのに源頼久になってた風葬の荒野、Spotifyの表記が間違ってるだけでした。風葬の荒野/三木眞一郎(源頼忠)-カラオケ・歌詞検索|JOYSOUND.comこちらの表記が正しいです。
長くなってしまいすみません。好きなスチルを載せながらなんて書いていたかもしれませんが公式から高画質なものがあったのでそちらを使わせて頂きました。でもヒロインが一番映ってるスチルも好きなので最後に載せたいと思います。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。湿っぽいけどブログは続きます。
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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい
小森千代