おふとんにくるまって

基本平日更新。18時更新努力。

【449】少し、彼が羨ましくなっただけ

※本記事はネタバレを含みます

 

 

いかがお過ごしでしょうか。

連日パルマR記事ですみません。しかも3,000字近くあって泣いてます。チアキ編は文字数が多くなりやすいです。

もうずっとパルマすぎて興味ない人には申し訳ないんですが、一応1月1日にあつ森記事を更新する予定なのでお楽しみに!

以降ネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。

 

 

 

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以前あらすじだけ教えてもらった『黄金の蜂』の現物を門司くんが見つけてくれました。もしかして今回のプレイ日記では初出の門司くんビジュでしょうか。

さっそくチアキさんに差し入れると、フィクションの体裁をとりつつ自叙*1的な内容も所々入ってる感じがすると読んだ感想を教えてくれました。

『黄金の蜂』という本は無印ハルト編にも登場*2していて、そのときもリアルで創作話とは思えないと取り上げていました。


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この本はどうやって?という話題に当然なるわけですが、図書館の門司くんが探してくれたことを伝えるなり面白くない表情をするチアキさん。

困っているといつも助けてくれるの、と続けて伝えると「よかったじゃないか、君を助けてくれる人が近くにいて」といじけてました。すこしだんまりしちゃって(可愛いところもあるじゃねぇか…)とこちらも黙っていると、「君に黙られると弱いんだよな」って言われました。可愛いかよ。

「君のことを助ける為に自由に動けることがさ。今の俺には……、できないことだから」

そんなことを言う彼に追い打ちをかけるが如く連絡先が分かったから送ってみたらしくてそれからメッセージのやり取りもしてるよ!と伝えると「なんだよ、それ」と少し声色を変え「職権乱用も甚だしいな。いや、この場合そもそも彼の職権の範囲ではないから、不正使用を責めるべきか」とまくし立ててきます。もうこの時点で面白い。

少し雑談する仲やないか…と諫めてもその割には仲が良いとか言われ、安心させるために「私が気になるのはチアキさんだから」と伝えると納得してくれました。

相談したいことがあれば恋の相談でも何でも送ってくれて構わないと言われましたが、「『恋』ってものをどこで感じるかすらわからない」と言われ驚愕しました。こーれ初恋です。しかも幼少期から愛が足りなかったのか嫉妬深いです。好き。


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それから再び門司くんに調査をお願いする相談員。

以前勝手に外交官襲撃事件について調べたことは既に知られており、彼に自分が何をやっているかわかってる?と諭されます。しかし相談員は覚悟を決めていて「余計なことをして、危険なことに巻き込まれるかもしれないね」と返事しました。

何が起きても責任取れないけどそれでもいいか聞かれ頷くと、相談員が作ったニンニクが効いた唐揚げの味次第で調べてやるよと言ってくれました。もちろんチアキさんの分も用意します。

すぐさま作って差し入れると合格、後日再び行くとまず被害者である五十鈴大使から調べていた門司くん。個人や企業をリスト化して様々な条件でフィルタリングすると、見事にクロイワ財閥系列の企業名だけが残ります。

東南アジア教育支援にかこつけて学校などの建設を委託する関連企業の中に、マネーロンダリングに関わっている企業があったというわけです。


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さっそくチアキさんに情報を伝えるとクロイワの名前を聞くなり、もう調べるのは終わりにしようと言い始めます。

納得できない相談員が理由を求めると、クロイワ財閥は犯罪組織との繋がりがあると言われており財閥系列の企業にも黒い噂が絶えない事、けれどそれを知りながら各国は今まで財閥を野放しにしていた事。

もし今回の事件に財閥が関わっているのだとしたら危険なのはむしろ真実を明らかにすること、そんな危険なことに君を関わらせるわけにはいかない。俺が君を巻き込んだ、「ごめん」と初めて謝罪の言葉を言われました。

取引を承諾したのは自分だと伝えても「最初は世間一般の情報くらい君を通して手に入れればいい」と利用するつもりだったことも明かし、「本当は薄々気づいていた。でも俺は……君とのやり取りが楽しかったから」と相談員を心の拠り所にしていたことも教えてくれます。

これ以上自分のせいで相談員が傷ついたり何か起こって欲しくないと懇願するチアキさんのために足を止めようとする相談員。

ここで、帰る場所もなく子供の頃に養父を亡くしてから家族と呼べる人もいないことや養子として引き取られたため本当の両親は顔すら知らない事がチアキさんの口から明かされました。

つまりシンガポールに居た頃って児童養護施設だったりする…?というかいつの間に記憶を取り戻してたの?もしかしてそもそも幼少期の記憶は忘れてない?という疑問が筆者の中で生まれました。

どの程度記憶が無いのかわかってないんですよね…事件のことは確実に忘れてたけど今自身が外交職員だというのはわかってるし、記憶喪失の度合いが過去一不透明です。徐々に思い出していたけど言わなかっただけかな。


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というわけでクロイワ財閥に関わることを調べられなくなった相談員、ですがこのままタダでは引き下がれません。

さらに管理人さんから雑木林の奥にある使われなくなった建物がシーハイブの元研究所だと教えてもらい『黄金の蜂』のことが頭をよぎった相談員ですが、前にチアキさんと「もう立入禁止のような危険な場所には行かないでほしい。君が俺の手の届かないところで危険な目に遭うのが耐えられない」と言われ、しないことを約束したため行動に移せないことを慎之介に話すと一緒に行ってくれることに。めちゃくちゃいい人やん…。

翌日の朝、相談員と慎之介と男手の門司くんの三人で研究所へ向かいます。温室の植物には触れないように進み、鍵のかかった研究所へは門司くんの機転で中に入ることに成功。さっそく調べ始めます。


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しかし封鎖されて何年も経つからか特に何も見つからず、見つかったのは研究員家族と思われる写真だけでした。

この家族写真、前作プレイ済みの方ならわかると思いますがよく見るとハルトくんとご両親です。なんでこんなところにあるかもわかりませんし、持ち帰ったとは書かれていないのでおそらく放置したと思うんですが、無印では見つからなかったのが気になります。まさか政木さんが持ち帰ったんでしょうか…ひとまず後付けだからってことで納得しときます。


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調査を終え外に出るとSABOTに搭載されたGPSから居場所が分かった、と須田さんに見つかりました。嘘だろGPS今すぐ機能解除しろ。

アタシが誘ったのよ~と慎之介がかばってくれますが嘘を見抜いている須田さんは相談員に詰問してきます。『黄金の蜂』から手掛かりを探しに来たことを伝えると、ひとまず明日になったら看守詰所へ来るように言われました。


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しょもしょもと看守詰所へ行くと以前雑木林で見かけた人がいました。

挨拶すると、河内さんはチアキさんの保護を依頼された人で、国際的な犯罪事件に巻き込まれた人々の支援をする団体に所属する団体職員とのこと。須田さんに注意されたことや叱られついでに教えてもらったことも含め伝えるためにさっそくチアキさんに面会申請します。


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なんで事件のことを調べるのが当然みたいになってるんだ?と言われ驚く相談員でしたが、説得を諦めたチアキさんに「君の自由にやってくれて構わない」と言ってもらえました。

ただ代わりに約束が追加されます。思い出したことがあれば相談員に話すのはもちろん、相談員はチアキさんに黙って危険なことはしないよう改めて言われました。

そういえば先ほど河内さんに会った後「勝手に島内探検されて時間外労働が増えるくらいなら質問に答えます」と須田さんに言われ質問しましたが、収穫はあまりありませんでした。

わかったことは「一時期経営が傾き島でのプロジェクトが次々と凍結されていったシーハイブに加賀美グループが手を差し伸べ経営再建を行い持ち直したが、本土ばかりで島の方は手つかずのまま封鎖されたのが二十数年前。当時、政府と提携して様々な研究開発を請け負っていた」ということだけでした。もちろんこれらもチアキさんに伝えます。

加賀美…加賀美アオイ…ウッ

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

Epいくつか忘れましたがめちゃくちゃチアキさんがデレてきます。可愛いです。

照れ隠しで(チアキRPGで言うタンクだな)とか考えてましたが、自分しか信じられず周りに人を置かないようにしていた人間に特別な存在ができると、自分が把握しきれない行動をされればされるほど不安になるのも頷けます。

後々須田さんが撮っていたボイスレコーダーでは彼に嫉妬だと指摘されたチアキさんが真っ向から否定していますが、「抑えるべき感情が湧きだしてきて止まらないこと」を世間では嫉妬と言うんだと言われると、チアキさんは黙ってしまいました。

門司くんが『外交官襲撃事件』から調べてくれる時に言っていた交換条件の唐揚げ、おそらく向こうが気を遣ってくれただけで他意は無いよ~とチアキさんに伝えても自分でも頭では理解しているとした上で「感情が自分で抑えられない…」とこぼしていたので、嫉妬確定です。可愛い。

さらに少し前、須田さんが「男心というのは、切ないものですね」と切り出し「こと女性に対しては器が大きく見られたいと思いながらも、独占欲という化け物に抗いきれない……私にも覚えがありますよ」と面会終了後の突如暴露してきました。

面白かったのでドラマのような恋愛を経験してるんですねって返したら「人に自慢げに話すほどの過去はありませんがね」って自分のことを話し「彼も単なる一人の男性だということは理解してもいいかと思いますよ」と言われました。ほぉーお。

そんなことを話していたら4,000字超えたので今日はここまで。

 

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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい

小森千代

*1:自分で自分のことを述べること。

*2:【441】君を、ただの相談員として見れなくなった - おふとんにくるまって で少し触れています。