おふとんにくるまって

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【450】君が差し伸べてくれたこの手を離したくない

※本記事はネタバレを含みます

 

いかがお過ごしでしょうか。

前回の記事でチアキさんが嫉妬深い話をしましたが、今回も愛情深い一面を見ることができる内容かなと思います。

以降ネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。

 

 


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五十鈴大使の意識が戻ったことを教えてくれた河内さん。併せて河内さんがなぜ雑木林にいたのかも教えてくれました。

河内さんの奥さんは昔シーハイブ社の社員でしたが病気でもう河内さんのことを覚えておらず、もしかしたら結婚指輪を見たら思い出すかもと思い失くした指輪をずっと探していたそうです。

それを聞いた相談員は何か力になりたいと思い、自身も指輪を探し始めます。


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ひとまず五十鈴大使の意識が戻ったことを話しに面会申請した相談員。

他人事のはずなのに自分のことのように嬉しがる相談員を優しく見つめるチアキさん、初期から比べて本当に変わったなと改めて思ってしまいました。最高。

この面会で、お互いの呼び方を変えます。彼は相談員を名前で呼び、相談員はさん付けをやめました。もちろん選択肢によって変わりますが、個人的にはお互い名前呼び捨てが一番等身大っぽくていいなと思います(素人の意見)。

というかこの発言、後々のことを考えるとすごく意味深です。どこまで記憶が戻ってるの?相談員とのやり取りが楽しかったから…ってこと?


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河内さんの結婚指輪を探していた相談員。

浜辺のおじいさんから滝が枯れる前はデートスポットだったという話を聞いた相談員は、黙って行かないように約束したためチアキに連絡を入れてから水枯れの滝へ向かうことに。これめっちゃ好き…一緒に暮らしてて、ちょっと〇〇出掛けてくるね!って言ってる感じがしてめっちゃ好き。まぁ散々心配させてましたからね!でももう安心です。

の、はずでした。


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落ちました。

でも落ちた先で河内さんの結婚指輪を見つけたので結果オーライです。ただ自力では上がることができない高さから落ちてしまったので、どうしたものかと空を見上げる相談員。SABOTも落ちた拍子に画面が割れたのか使い物になりません。

このときから割と相談員が「チアキ……」と呟くことが多かった気がします。チアキがそうだったように、相談員もどこか心の拠り所にしていたのかもしれません。

また心配かけちゃうなって思っていただけかもしれませんが。

しばらくして夜になりこのまま野宿か~と思っていると、聞き覚えのある声が上から降ってきます。どこからか聞きつけた須田さんと、男手があった方がいいと思って着いてきてくれた河内さんでした。

GPS切れとか言ってごめんなさい須田さん。

 

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無事救出された相談員。二人にお礼を言いさっそく河内さんに拾った指輪を確認してもらうと、指輪は河内さんの奥さんのもので間違いありませんでした。本当に見つかって良かったです。

このとき、河内さんの手のひらに大きなあざがあることに気づきます。


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翌日。壊れたSABOTを新しいものに交換してもらうために再び看守詰所へ行きます。

このときばかりは相談員も平謝り、須田さんに「これに懲りたら、こんな騒動は二度と起こさないでください。私も想定外の労働は願い下げです」と言われ何も反論できません。

そしてここで衝撃の事実。なんと今回相談員の異変にいち早く気付いたのはチアキでした。夜中なのにしつこかったため動かざるを得なかったと教えてくれました。

部屋に戻ってメッセージ画面を開くと、そこにはチアキから大量にメッセージが届いています。

疲れていると思うけど帰ってきたら返信してくれる?

まだ帰ってないのか?

何かあった?

〇〇(名前)?

一体どこにいるんだ?

無事か?

こんな感じ。いつも4つ以上は送って来ないのに。とても心配させてしまったと改めて反省し、彼に無事を連絡後面会申請します。


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開口一番「無事で……よかった……」と言われました。おそらく須田さんから相談員が無事だったことは聞いても姿を見るまで完全には安心できなかったのかもしれません。このときのボイスレコーダーも残ってますが、ほっとして腰を抜かしてましたし。これは必聴ものです。

須田さんに相談員のことを伝えたときの話もしてくれました。「君と連絡が取れなくなった時、あんなに取り乱すとは思わなかった」「君の何かあったらと思うと、居てもたってもいられなくて…」と当時の不安を吐露するチアキに、そんな姿を見るのは初めてだと伝える相談員。

チアキは「最初はたしかに相談員と収容者の関係だった。それが、いつの間に変わったんだろう」と相談員と出会った頃から驚くばかりの日々だったと教えてくれました。確か最初の面会延長でキャラメルの包み紙で作った折り紙を見せてもらった記憶です。

続けて「自分以外信じることができなかったから、あの時は君を利用しようとしていた」「望む情報が手に入るなら君が俺を利用してくれてもいいと思っていたくらいだ」「お互いの利害で成り立っている、それだけでよかったのに」とした上で「俺の中で…君の存在が大きくなっている」と本音を明らかにします。

筆者はよく今まで誰にも絆されなかったな?と思ってしまいました。でもSSの台詞を言う直前「〇〇(名前)、聞いて」って言ってきたの可愛かったです。ここ好きすぎるので、最後に抜粋して台詞を載せたいと思います*1

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

冒頭に書いた通り、愛情深く嫉妬深い可愛い一面がたくさん見られた回だったかなと思います。おそらく追加エピソードはこの辺りです。

年明けたら追加エピソードも載せる予定ですのでそちらも楽しんで頂けたらと思います。

囚われのパルマはプレイヤーの性格を選択肢によって診断してくれているところがあって、本編でも彼らが色々と話してくれます。筆者もハルト編では「空を飛ぶ鳥のように自由」、アオイ編では「自分の感情に流されて本質を見失ってしまった時もお前の言葉がふと冷静にさせてくれる」などと言われたことがありました。

チアキ編でも何度かそれっぽいことを言われたことがあるんですが、最新作だからか細分化されていてどれがそうなのか少しわかりにくいです。

例えば「おしゃべり好きって感じじゃないけど話すと面白いしもっと話を聞きたくなる」「あまり自分の本音を口に出して言わないけどそっと気持ちに寄り添ってくれた」最近だと「大人しそうに見えて実は誰よりも激しい気持ちを秘めている君」でしょうか。

ただこれ普通の主人公っぽくて該当しないかもな~とか思ってしまって性格診断系かは曖昧です。言うてアオイ編のも微妙、ハルト編だけは確実に性格診断系だなと思ってます。

かつてどんなことを言われたことがあるか、どのタイミングで性格診断系のことを言ってくれるか。よかったら教えてください~。

最後に載せた筆者一押し台詞もよろしくお願いします。

 

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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい

小森千代

*1:〇〇(名前)、聞いて。俺には君が必要だ。君の手を離さない。君が差し伸べてくれたこの手を離したくない。たとえ君が、この手を振りほどこうとしても……、俺は、離さない。俺には……、君が必要なんだ。