おふとんにくるまって

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【451】中身の無い人形だよ

※本記事はネタバレを含みます

※プレイヤーの名前が表示されています

 

 

いかがお過ごしでしょうか。

ここで前回の記事に触れたいんですが、ネタバレやん…って最近気づきました。

というわけで以降ネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。

 

 


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色めき立つ秋の新作リップです。どんな色なんだろうと思って色めき立つ秋の新先リップって検索したら深みのあるオレンジ色のリップが多く引っ掛かりました。たぶんそういう色です。

あそこまでデレて来るともう両想い確定ですし、慎之介の好意もあって口紅をもらうことに。

ここの慎之介の台詞も引っ掛かるんですが、面会に行く際の「一回くらいはリップ塗っていこうかな」って発言に驚きました。今まですっぴんで面会してたんかお前。若いんか?いつも化粧しないで生きていけたのはせいぜい22~3歳くらいまでだと思うんですけど皆さんどうですか?

唐突に連れてこられた訳だし島だし化粧品とか無かったのかもしれませんが、この瞬間私の中でチアキ編相談員の年齢一番年下説が出ました。


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というわけで面会です。ここに来る前に聞こえた看守と喋る相手の声に聞き覚えがあったというチアキ

自身の勘違いじゃなければ彼を信用しない方がいいというチアキに、奥さんのことを話す様子を知る相談員は河内さんは良い人だったと伝えますが「自分の奥さんには優しい人かもしれないけど、信用できるかどうかはわからないだろ?」と言われ相談員は黙ってしまいます。

お前がそういう奴なんだな…相談員には優しいけど他には平気で本性見せるんだな…。

おさらいしておきますが今我々が知っている河内さんは国際的な犯罪事件に巻き込まれた人々の支援をする団体に所属する団体職員です。そんな変な人には見えないし、嘘をついて近づいてくる人を信用するなってことなんでしょうか。


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事件や記憶絡みの真面目な話を終え少し親密な距離感になっていると「今日は、リップをつけてる?」とこちらが聞く前に気づいてくれました。できる男です。

ここから面会延長で王子と姫のキスの話をしてくれます。童話だとどんなのがあったっけ?というチアキに眠り姫の話をすると、子供心にいけないものを見ているような感覚だったと幼少期の話を教えてくれました。可愛いね。


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ようやく包帯が取れたチアキ。手のひらの傷跡を見て河内さんの手のひらにあったアザを思い出し伝えると、衝撃の事実が発覚します。

チアキ曰く、河内さんの正体は団体職員などではなく「日本の外務省の人間」でした。事件当日チアキは河内さんと握手しており、そのときに会ったことを話してくれます。河内さんと五十鈴大使は旧知の間柄で、志を同じくする関係だそうです。

本来なら五十鈴大使の右腕となる必要がある彼がこんな孤島の収容施設に足を運んでいる理由はおそらく大使を襲撃した犯人である自分の記憶が戻る瞬間を逃すまいと見張りに来ている、なんて物騒な考えはきっと彼の今までから培われたものなんでしょう。

黙っているように言われたとはいえ河内さんがチアキの保護を依頼したことを知らないままこんな勘違いをしていることに耐えられなかった相談員は、このことを彼に伝えます。


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監視カメラを覗き見ていると何かを思い出した様子のチアキ。後の面会で、ホテルに用意された五十鈴大使の部屋で同じように折り鶴が挟まれた黄金の蜂を見たことがあると話してくれます。

そこにきっとあの日五十鈴大使の部屋の前の廊下で倒れていた理由があるんでしょうが、チアキはまだ思い出していないようでした。


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記憶が戻るうち「怖いんだ……、最近、自分が自分でなくなっていくような気がして」と、そうだ員が離れると不安に押し潰されそうになりそうなチアキ

ホテルの一室で見た『黄金の蜂』は大使の持ち物。本に挟まれていた折り鶴はずいぶん古くてくたびれており、この折り鶴をきっかけに思い出した記憶もあるようですが相談員には話してくれません。

「この記憶が虚構だったらどうしようと思う反面、虚構であってほしいと思う自分がいる」と話すチアキは続けて「この記憶が真実なら、俺は大使を殺そうとした犯人じゃないのか?」と不安が付きまとっているようです。

このあとガラスに額を当て「君が近くて……熱い」と距離近いことしてくれます。イチャイチャですよ。

 

今まで包帯やタオルで見えなかった部分に、謎のタトゥーがありました。どこか彼岸花のようにも見えます。

なんだろう?と不思議に思ってしばらくしたある日。河内さんから話があると連絡を受け応接室へ行くと、チアキに関する新たなことが分かりました。

チアキの本名は”ユーゴ・クロイワ”であること。そして大使自らが密かに取り付けたカメラに大使の部屋へ入るチアキが映った写真を見せられます。

彼が犯人だと言わんばかりに進むため相談員が尋ねると「今わかることはチアキが偽名を使って大使に近付き、事件が起きた日に五十鈴大使の部屋に入ったことだけ」と言われました。

監視カメラを覗き見ていても様子のおかしいチアキを案じて、相談員は面会を申請します。

 

怪我を負ったことで失っていた記憶を、タトゥーをきっかけに全て思い出したというチアキ

まるでそれが記憶の扉の鍵だったかのように次から次へと思い出したくないことまで全て思い出し、「君が思っているような人間じゃない」と急に彼から突き放されてしまいます。

どんなチアキでも気持ちは変わらないことを伝えますが「気持ちなんて、あっという間に変わるよ。君はまだ何も知らないから言えるだけだ」と態度は変わりません。

そんな彼にじゃああなたは誰なの?と尋ねると、SSの台詞。中身の無い人形ってどういう意味なの…というところでEp.が終わり、当時先が気になり過ぎて寝ないといけないのに続けようとしたことがありました。

こんな…こんなところで……生殺しです。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

この辺りでは既に水枯れの滝にいるマダムが未来を占ってくれます。この時は「信じて、受け入れる強さ」とのことで、おそらくタトゥーを見て思い出した彼の過去を受け入れろってことなんでしょう。

さらにこのあとチアキからメッセージで面会を拒否され、相談員と筆者はとても寂しい気持ちになってしまいます。

こちらに心を開いてくれているのは確かなんです、ごめんって謝罪の言葉を明確に表してくれているので。ただ自身の過去が邪魔をしているんだろうなと思います。

もうこんな…一番大人っぽいのに一番子供っぽくて、最高に好きです。いつか頭を撫でてやりたいと思います。

 

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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい

小森千代