【803】百英雄伝クリア感想
※本記事はネタバレを含みます
いかがお過ごしでしょうか。
今日は久しぶりに百英雄伝について書こうかなと思います。
プレイ日記は書いていましたが気になったいくつかは書けていなかったので……今日はまとめます。
好き放題書いているのでそこだけ気を付けてください。
目次にしていくので良ければご活用いただければと思います。
以降はネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。
幻想水滸伝の精神的続編
まず触れるべきはここかな…?
百英雄伝は制作にかつての幻想水滸伝シリーズのスタッフは関わっていたこともあり、発売前から幻想水滸伝シリーズの精神的続編だと言われていた気がします。
発売後は幻想水滸伝Ⅱ(以降、幻水Ⅱと表記)と百英雄伝が似てる!とよくSNS等で拝見していましたが、個人的には幻想水滸伝Ⅲ(以降、幻水Ⅲと表記)に似ていると思いました。
主人公が3人であることに加え視点が切り替わって各主人公を動かせることもそうですが、なによりも幻水Ⅱの主人公と比べてノアが悩む描写が薄いです。
幻水Ⅱの主人公は戦いに関して選択を迫られたとき、ほぼ常に悩んでいたように見えます。
「戦いから逃げたっていい」という選択肢を与えてくれていたナナミの存在は本当に大きいです。
対して百英雄伝の主人公、メリサは故郷に関しての個人的な恨みがほとんどでメインの戦いにはほとんど関与してきません。
続いてセイですが裏切ることになり帝国に残してきた家族との確執のようなものはありましたがそれまで、帝国と戦うことにおいての最終的な決定権は結局ノアに託されています。
最後にノア。警備隊からスタートする流れは幻水Ⅱと似ている気はしますがそこだけで、とにかく悩みません。
周囲からは当たり前のように”帝国と全面対決すること”を期待され、本人もそれを当然のように実行します。
周囲の人間と話すことはあるんですが、悩んでいるから話すというよりは決意をより強固なものにしているだけというか……。
幻水Ⅲの主人公たちって悩みというか行動理念がしっかりしていて、漫画を読むとより厚みが出るような作りになっている気がします。
そもそも拠点街内のシステムも幻水Ⅲに寄ってると思うんですよね……料理対決以外はほぼ幻水Ⅲを網羅している気がします。
ノアとヒューゴ
ノアは警備隊に入っていたところからスタートし、少し進めてから故郷に行ってすぐに故郷が燃やされます。
対してヒューゴは故郷で過ごしているところからスタートし、母から頼まれて別の街へ行った後に故郷へ帰ると燃やされ親しい友人も失います。
どちらがより”故郷を燃やされた”っていう印象が強いかは一目瞭然かなと思います。
なぜこんな作りにしたんでしょう、百英雄伝。
燃やされた故郷も何度も行けますし、故郷へ帰ったときに話した人とはほとんど普通に会話できるんですよね……あまり失った感がありません。
燃やされ損というか、燃やす必要あった?と思ってしまいます。
幻水Ⅲのヒューゴはゼクセン連邦に恨みを持つという経緯作りとしては良すぎるくらいの流れでした。
同じ人が作っていると聞いたはずなんですが……謎です。
百英雄伝について
どこかで書いたかもしれないんですが筆者はPS5版をプレイしました。
なんだかんだ書きましたが、とても面白かったです。
古き良きJRPGのシステムを残しつつもHD-2D仕様がより昔のゲームを今にブラッシュアップした感じがあった気がします。
BGMも良く全員レベルカンストが比較的楽でそこそこ2周目に引き継げたのもよかったです。
switch版やPS4版は未だにロード時間などの問題も多く抱えているようですが、ストーリーの締め方は本当に良かったと思っているので少しでもクリアできる方が増えてほしいなと思います。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。
いろいろと好き放題かきました。本当にすみません。
プレイ日記を見てくださった方ならわかると思うんですが、フルボイスの豪華さもグラフィックもストーリーも好きでした。
またこういうゲームをやりたいものです。
次回、FF14の黄金のレガシーの感想を書こうかなと思います。お楽しみに!
この記事が面白かったら下の★をポチッ、次の更新が楽しみな方はこのブログの読者になってくださると通知が届くようになります。
それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい
小森千代