※本記事はネタバレを含みます
※一部プレイヤー名が映ります
いかがお過ごしでしょうか。
今日も佐伯くん攻略記事を書いていきたいと思います。
今回3年目の冬、次回で告白シーンです。
ネタバレ防止のためワンクッションおきます。
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ワンクッションです。
クリスマス大特集みたいなスタートになりますが、バレンタインまで書きます。
佐伯くんルートのクリスマスパーティーは2種類あると前回の記事で書きましたが、そのうちの1つが”珊瑚礁でバイトしていないとき”です。
だいたいの人が珊瑚礁でバイトしていると思うのですが、このイベントを見るためにはクリスマスまでに辞めなければいけません。
ただバイトを辞めるための連絡って佐伯くんが出るんですよね…一応やっぱりやめない選択肢もとれるんですが、このイベントのために心を鬼にして辞めました。
パーティーに参加していたヒロインはクリスマスの珊瑚礁がどうなったか知る由もありません。
ここで佐伯くんから今夜で閉店になったと聞き、ショックを受けます。
しかしこの世界線の佐伯くんは思いのほかケロッとしていて「俺、思ったより平気だ」と言います。
後の声優インタビューで佐伯くんの声を担当した森田成一氏はこのシーンの収録でディレクターと解釈の不一致で何度も収録し直したそうです。
あれはもはやケンカに近かったと言っていましたが、はたしてどちらの意見が採用されたのかが気になります。
一方こちらは珊瑚礁に勤めている世界線です。今回はこちらで進めていきます。
忙しくしてるだろうな~と軽い気持ちで佐伯くんに電話するといつもと様子が異なります。
まだ時間も早かったためパーティーを抜け出し珊瑚礁に向かうと、建物の中からマスターがこの店は今夜でおしまいと言っているのが聞こえました。
店を飛び出す佐伯くんを追えずマスターに話を聞くと、年寄りのわがままだと言います。
店を閉めた本当の理由を聞きたかったもののマスターに”瑛は甘え方を知らないだけで本当はそんなに強い奴じゃない”と聞かされ、ひとまず佐伯くんを追って様子を見に行くことになりました。
閉店にショックを受けつつも、佐伯くんがいっぱいいっぱいなのを見かねてマスターが閉店させたと理解はしていました。
それでもやはりできること全てやれたのか不安になり、甘えてヒロインの膝を借ります。
ここ初めて佐伯くんが甘えてくるシーンなんですよね…すごく好きなイベントです。
一緒に寝てしまったヒロインは少し早く起きていた佐伯くんにジャージとドライスーツを借りて冬の海へ行きます。
寒さに耐えながら海へ出るとちょうど夜明けでした。
太陽が水平線から昇っていく景色は、いつか下校時に喫茶店で話してくれたあの景色のことかなと思います。
この頃には佐伯くんもどこか吹っ切れたような顔をしていて、コーヒー飲みたい!に対してバリスタじゃないから自分で入れろなんて言ってきていました。
店のことばっかでごめんな、と初詣のときに謝ってきた佐伯くん。
今年は商売繫盛ではなく別のことを願っていたようです。
それは「自分に正直で居ること」と「人を傷つけないこと」の両方でした。
そしてもう一つ、今年がヒロインにとっていい年であるように。
なんか不穏な空気が漂う願い事ですが、気のせいですか。
佐伯くんが親のところへ戻ることにしたと話してきました。
ここからは遠いため少し早めに卒業証書をもらい、向こうで浪人して親の勧める大学へ進学すると話します。
「もともと無理だったんだ。これ以上駄々こねても、みっともないだけだ」
「意地はってただけだよ。独りじゃ何も出来ない子供のくせに。そろそろ、大人にならなきゃ」
そんなこと言う佐伯くんは佐伯くんらしくない、とヒロインが言うと「じゃあ俺らしいってどんなだ」とこちらを見てきました。
「学校ではいい子で通してるけど、ホントはちょっと乱暴で、皮肉屋で……」
「でも、海や、珊瑚礁や、おじいさんのことを話す時は、とっても優しい目になって──」
プレイヤーが見てきた佐伯くんそのものだと思います、実際筆者もそう感じて何度か書いてきたと思います。
しかし佐伯くんは「そっちが嘘だったら?」と残酷なことを言ってきました。
「学校の俺が本当で、おまえと過ごしてた俺が全部ウソかもしれない」という発言は、これまでの3年間を全て否定するかのようなものです。
そしてこの画像の発言につながります。
最後に「人魚と若者は出会うべきじゃなかったんだ。そうすれば悲しい物語なんて無くてすんだんだ」と言って佐伯くんは行ってしまいます。
以降は学校にもいないし、デートにも誘えません。
バレンタインデーの時にももちろん佐伯くんはいません。
しかし、もし帰ってたらきっとチョコ無しじゃ拗ねちゃうだろうと思いヒロインは珊瑚礁へ向かいました。
そこでようやく、珊瑚礁を閉めた本当の理由を知ることになります。
「瑛の奴はね?小さい頃から、本当に強情で見栄っ張りで……」
「どんなに辛いことがあっても、みんなの前ではケロッとしてるんだ。そのくせ……」
「人が居なくなった夕暮れの浜で、よく一人で泣いていた」
「だから、僕は、学校と店でクタクタになってる姿を、あれ以上見ていられなかったんだ」
「どんなに図体が大きくなって、生意気を言うようになっても、」
「僕の中ではいつまでも、涙をこらえてる、意地っ張りのチビスケなんです」
このときのマスターの声がやさしくて筆者普通に泣きました。
これはずるい。人の親の話なんてするもんじゃありませんが、もしかしたら親よりも佐伯くんをしっかり見ているかもしれないと思ってしまうほどです。
「……でもね、どうやら、僕は思い違いをしていたようだ」
「店を畳めばあきらめると思ったんだが、そうじゃなかった。僕を置いて、歩き出してしまった」
「若者はみんな成長します。まわりは置いてけぼりをくうように感じるけど、それは仕方がない」
「あなただって成長しています。もう、立派な娘さんだ。泣きべその女の子じゃあない」
まるでヒロインの幼少期を知るようなマスターの発言がひっかかりますが、次回の告白シーンで答え合わせをしようかなと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
次回、告白シーンです。
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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい