※本記事はネタバレを含みます
いかがお過ごしでしょうか。
今日も風花雪月やっていきます。
そろそろ第一部が終わるかなぁと思いながらやっているんですが、これ一年しっかり士官学校で過ごしましたっけ…。
一つ一つの記事の文量が多いためいつものようなペースで書けず、結果的に記事の数が多くなっている自覚はあります。
さくさく書くような性質でもないので…難しいですね。
ワンクッション以降ネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。

ワンクッション!

グロンダーズ平原で行われた、鷲獅子戦です。
ここは気になった部分が~というより単に残しておきたかったから載せます。
久しぶりのムービーでしょうか、各学級の級長が写ってそれぞれ檄を飛ばしていました。
青獅子「手加減ができるほど器用じゃないんだ」
金鹿「やり方は自由だ、勝ちゃいいんだろ?」
黒鷲「勝つのは私たちよ……何が起ころうともね」
そういえばここで初めて知ったんですが学級って単語なしで言う場合、黒鷲はアドラーのままですけど青獅子はルーヴェンではなくルーヴェなんですね。
なまって発音が変わる感じ、少しリアルだなと思いました。
またここまで来ると主人公と生徒たちの関係も少し柔らかくなり、主人公も少しずつ感情を取り戻しつつあるからかディミトリから「なんだ、随分と楽しそうな顔だな。俺は、先生のそういう顔が好きだよ」なんて言われていました。
関係が変化したからか、ディミトリは本音を吐露してくれます。
「……今だから言う。先生が学級に来た頃、俺は先生が、少しばかり……怖かった。
笑ったり、怒ったりしないし、かといって感情を抑えているようにも見えなかった。
最初は、俺たち生徒に関心がないだけかと思ったんだが、それも違うようだったし……何を考えているのかわからなくて、あまり人間らしさを感じなかったというか……。
(今は?)……今は違う。一緒に過ごした半年間、先生の人間らしい顔をたくさん見てきた。
この学級で、先生と一緒に過ごせて、本当に良かったと思ってる。」
このあとシルヴァンたちが来て「これからもよろしく」と互いに挨拶していました。
「なーに2人していちゃついてるんです。俺も交ざりたいなあ。いいですよねー?」
「……シルヴァン。そこまでだ。」
「あらあら、私も交ざりたいわ~。先生とは、まだお話し足りないもの。」
「あたしも!先生には話したいこともあるし、いろいろお礼も言いたいし。」
「あの、先生。僕も、先生がいたからこそここまで頑張ってこられました。」
「アッシュの言うとおり……先生はもう、私たちにとって欠かせない存在です。」
「うんうん。先生はいない青獅子の学級は、もう青獅子の学級じゃないって感じだよね!」
「……お前と共に戦うのも、なかなか悪くない、と思っている。」
「わたくしも、このような体験ができて……改めてお礼を申し上げますわ、先生。」
「……そういうわけで、みんな先生のことを信頼してるんだ。これからもよろしく頼む。」
「こちらこそよろしく」
「ああ。卒業まであと半年、一緒に頑張っていこう。先生。」
すごく穏やかですよね、ずっとこんな日が続けばいいのにと思うくらいには穏やかだなと思いました。

ルミール村が襲撃されました。
ルミール村は主人公とジェラルトが度々お世話になっていた村で、ディミトリたちと初めて会った場所でもあります。
始めは流行病かと思われましたが「落ち着きなく動き回る、攻撃的になる、逆に寝込んでしまう、眠ったまま起きない。複数の毒物か、魔道……しかも闇の魔道か、呪術の類か……その辺りじゃないかしらね。」とマヌエラが見立て、そのうち「村の連中が殺し合ってる、家が燃えてる」など情報が錯綜し始めたため主人公を含めた青獅子の学級が先行します。
マヌエラ曰く「医学と魔道の治療は、似ているようでいて全く違うのよね……。病気を予防したり、薬で症状を抑えたりするのが医学ならば……傷の治りを早くしたり、体の持つ生命力を底上げしたりするのが魔道の回復なの。」とのことでした。
ルミール村に着いて間もなく、ディミトリの様子がおかしくなっていきました。
「殺せ。一匹たりとも逃がすな。四肢をもぎ、首をへし折ってやれッ……!」と、あまりにもいつもの様子とは異なります。
生きた村民を救出すると、学院内で長年書庫番をしていたトマシュがソロンという異形の存在へ姿を変えました。
その頃には死神騎士も来ていて、以前よりはさくっと撃退に成功しています。
ソロンがトマシュに姿を変えて学院内に潜んでいたのはフレンの血を盗むため、この血があれば大望の実現へ近付くと言っていました。
ルミール村を襲ったのは実験台など誰でも良かった、とジェラルトに問われた後すぐその場を去っています。
本来のトマシュはもうどこにもいないんだと思います、もしかしたら他にも化けている敵が学院内にいるかもしれません。
戦いが終わったあと来た炎帝の「我が配下の死神騎士が世話になったな」に対しジェラルトが「お前がこの村を滅茶苦茶に……」と言うなり「勘違いするな!ソロンは確かに我が協力者だが、同じ目的で動いているわけではない。このような行い、事前に知っておれば我が必ず止めた。それは断言しよう」と反論してきました。
好き好んで手を組んでるわけじゃないとか、そういうことなんでしょうか…どちらにしてもこちらからしたら同類ですけどね…。
炎帝は主人公を買っているらしく「放っておけば、彼奴らはまた凶行を繰り返す。それを止めたくはないのか?特に天帝の剣を持つ貴様の力があれば、ソロンなど敵ではない……。」と誘われましたが、これを拒否しました。
このあとジェラルトに
「お前がそれほど感情を表に出すなんて、大修道院に来るまで一度もなかったんだぞ。おまえのそんな顔が見られるなら、大修道院に来たことも、良かったのかもしれん。あるいは初めから、大修道院を出る必要さえなかったのかもしれねえな……。」
「今度、暇な時に俺の部屋に来い。話がある。」
と言われました。
なにか出自のことについて教えてくれるんですかね。

士官学校へ帰還後、様子のおかしかったディミトリと話をします。
「……先生。いつか、人にはどうしても受け入れられぬものがあると話したな。
あの、ルミール村の光景。俺にとってはあれがそうだ。
罪なき者を殺める、人面獣心の外道ども……ソロンも炎帝も、駆除すべき獣だ。
……先生、俺はな。4年前に、ダスカーで同じ地獄を目にした。
父も継母も……4年前、あの地獄の底で命を落とした。
……忘れるものか。死んでいった者たちの、末期の顔も、声も、全て……。」
「良い機会だ。先生だけには言っておく。俺がこの士官学校に入ったのはな……
復讐を、果たすためだ。」
ダスカーの悲劇について詳細を聞いたのはここが初めてだったと思います。
もしかしたら、潜んでいただけでずっとディミトリの中にあった感情なんだとここでようやく気付きました。
ドゥドゥーたちと過ごす中で、ギリギリの状態で今までを過ごしてきただけで。
これもまたディミトリ本人で、どちらにも嘘は無いんだと思います。
あまりにも苦しく、寂しいものです。
画像に映っているランベールはディミトリの父で、ディミトリ曰くダスカーに悲劇にて眼前で首を刎ねられ崩御したそうです。

節の最後に、セテスとレアと話をします。
セテス曰く、
「トマシュは同盟貴族……コーデリア家の推薦で、40年ほど前から修道院にいる。8年ほど前にコーデリア家に戻り、去年からまた復帰していたのだ。何十年とガルグ=マクにいて、なぜ今更……いったい何を企んでいるのか。
それから、イエリッツァは帝国貴族の推薦で士官学校の教師となっている。仮に彼が死神騎士であれば、敵は2国にまたがる組織ということになる……。」
とのことでした。コーデリア家であるリシテアはトマシュをあまり知らなかったようです。
レアはソロンたち一派を知っているようで、
「セイロス聖教会の長い歴史の中で……いえ、それよりも遥か古の時より……フォドラの安寧を脅かさんとする者たちが現れること、後を絶ちませんでした。
闇に蠢く彼らの正体はいまだ不明です。」
と言っています。
闇に蠢くものたちの話はここで初めて出てきました。以前の記事でアガルタと説明した人たちですね。
青獅子の学級ではどのようにかかわってくるのか、おそらく第一部もそろそろ終わりだと思うので楽しみです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
次回に続きます。
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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい