※本記事はネタバレを含みます
いかがお過ごしでしょうか。
今日もFE風花雪月やっていきます。
ワンクッション以降ネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。

ワンクッション!

次回の記事でダスカーの悲劇について書く予定なので先に少しだけ載せます。
こちらの記事【914】復讐 - おふとんにくるまってで触れたロナート卿のご子息であるクリストフとダスカーの悲劇について。
アッシュ「……この手紙には、クリストフ=アルド=ガスパールの……義兄さんの名前がある。」
カトリーヌ「……………………!」
アッシュ「義兄さんは、『ダスカーの悲劇』への関与を疑われて、教団に処刑されたんですよね?その時に、義兄さんの身柄を聖教会に突き出したのは……あなただ。だけど、この手紙に書いてある内容は、どう見てもレア様の暗殺計画です。義兄さんの名前があるってことは、これは、最近の手紙じゃないはずで……。まるで、過去にもレア様の暗殺計画があってそれに義兄さんが関与していたような……」
カトリーヌ「……………………」
アッシュ「……その様子、やっぱり、何か知ってるんですね?教えてください、カトリーヌさん!僕は知りたい!知らなきゃいけない!」
カトリーヌ「……クリストフは良い奴すぎたんだ。人を疑うことを知らないって言うかさ。だから、女神のためだとか人のためだとか西方教会の口車に乗せられちまったんだ。アタシとクリストフは友達だった。士官学校時代、同じ青獅子の学級で学んだ。」
アッシュ「友達だったなら、もっと別のやり方が……義兄さんを殺させない方法が……」
カトリーヌ「黙りな。それができたらどんなに良かったか。あいつは本物の馬鹿だよ。乗せられるままレア様の暗殺計画にまで加担してさ……。別にあいつが憎くて教団に突き出したわけじゃない。それだけは、本当だ。」
アッシュ「義兄さんが……本当に、レア様を暗殺しようとするなんて…………じゃあ『ダスカーの悲劇』に、義兄さんは関係なかったってことですか?」
カトリーヌ「……そうなるな。」
まずレア様の暗殺計画を知ったうえで黙っていればよかったのに、という思考にはならない事実にレアの影響力を見ました。
レアというかセイロス聖教会、のでしょうか。
未遂に終わったとはいえフォドラの秩序そのものと言っていい教会の最高指導者の暗殺計画はその存在自体がフォドラ中をひっくり返しかねない大事件なため、すでに起きてしまった”ダスカーの悲劇”に加担した容疑者と世間に公表してクリストフを処刑しました。
フォドラ的に、レア暗殺計画よりもダスカーの悲劇のほうが小さいと捉えたわけです。
小さいなんて言ったら方々に怒られますね。
カトリーヌはクリストフが悪人に唆されて誤った道を進んでいることを知り、泣く泣くクリストフを逮捕して教会に突き出した、というのが真相となります。
またジェラルト曰く、数年前にはクリストフからから依頼を受けていたようです。
帝国暦1171年~1176年の話になると思われますが詳細は明かされていません。
1180年現在の話なので、1171年~1176年って言うと9年~4年前…ダスカーの悲劇やおそらく暗殺計画に引っかかりますね。
今となってはもう何もわからないし、知ったところでって感じではありますが……メモとして残します。

フェリクスの父であるロドリグ=アシル=フラルダリウスへ援軍を依頼したところ煉獄の谷アリルにて援兵を引き渡すと提案してきたため向かいます。
この戦いで登場するロドリグに主人公で話しかけると神聖武器「モラルタの剣」をもらえるみたいです。
筆者ですか?何も知らないので何ももらってません。
ギルベルト「……この谷は、女神様が堕落した人間たちに裁きを下した、その名残と言われています。かつてこの周囲に広がっていた森は、天より降った光の柱によって焼き払われた。その伝承から、炎によって罪を焼き、清める……煉獄という考えがい生まれました。」
ディミトリ「……愚かな話だな。犯した罪が、そう容易く消えるはずもない。」
ギルベルト「ええ。……それに、聖典にも神話にも、煉獄に記述はどこにもありません。ですが……縋るしかないのです。己の罪に向き合えぬ、矮小な人間は。」
なんでしょう、FF10を思い出しますね。
ルールーが「答えになっていません! 罪が消えれば『シン』も消える。エボンはそう教えて来たのです! その教えだけが……スピラの希望だった!」と言ったのに対し、ユウナレスカが「ひとの罪が消えることなどありますか?」と返しました。
まさにそのとおりですよね、己の罪に向き合えぬ人間は教えに縋るしかない。
そうすることでしか正当化できない人間を、矮小と言うのもまた己への嘲笑なのかもしれません。
まさかこんなところで共通点を知るとは思いませんでした。
話を戻します。
ロドリグはディミトリと会って間もなく「帝都ではなく王都へ向かい、いっちょ逆賊をぶっ飛ばしてやるってのはどうです?」とぶつけてきます。
このときのディミトリは王都奪還を願う周りの意見を押し切って帝都へ進軍すると決めていました。
ロドリグもまた同じように王都へ進軍することを打診します。
ディミトリ「……そんなことをしている暇はない。帝都を落とし、攻め滅ぼすのが先だ」
ロドリグ「いやいや、帝国や皇帝を討ちたい気持ちは私にもわかりますよ。痛いほどにね。ですが死んでしまった者と、今を生きる民。大事なのはどちらだとお思いで?」
ディミトリ「……黙れ。」
ロドリグ「いいや、黙れませんね。」
ディミトリ「俺に……いや、死んでいった者たちに、あの女を許せというのか、お前は。」
ロドリグ「いえ、許せとまでは言いません。ただ、帝都よりも王都を優先すべきという話です。きっと陛下もそう仰るはず……私の悪友だった、あのランベールならば。」
ディミトリ「……死者の言葉を安易に語るな。それは彼らの口を借りただけの、お前の言葉だ。父上は、あの女の首を捧げるその時まで、無念と憎悪に囚われたままだ…………そして今なお、苦しみ続けている。こうして問答している間にも、ずっと!」
ロドリグ「……我々はあなたを王に戴く民。あなたの決断に従いましょう。……ですがね、殿下。世の中には復讐のために剣を取る、その力も余裕もない者たちがいることを……頭の片隅に、置いておいてください。」
このあと、領内のことは弟に託したと言って陣列に加わります。
”きっと陛下もそう仰るはず”と言うのが彼らの口を借りただけのロドリグの言葉なら、”父上はあの女の首を捧げるその時まで無念と憎悪に囚われたままだ”というのがディミトリの言葉じゃないと何故言えるんでしょうね。
そこまで言わないのはロドリグの強さなんでしょうか。
言ってわからせるよりも気付かせたいと思ったんでしょうか。

ロドリグの口から過去を聞きます。
「……私の倅は出来が良くてね。15歳で騎士の叙任を受けた。倅が陛下から剣を授けられた時のことは、今でも鮮明に覚えていますよ……。
(その人は今……)死にました。9年前に、ダスカーでね。城に帰ってきたのは、県と鎧だった。あの時はフェリクスに、悪いことを言った。あれが私を嫌うのも道理ってもんです。
どれほど嘆いても、死者は戻ってこない。その言葉を聞く術なんて、どこにもない。だからこそ、彼らの存在は呪いのように今を生きる人間を縛りつけるんです。彼らを大切に思えば思うほど雁字搦めになって、苦しむことになる……。
……私は、今の殿下を、愚かだと叱ってやれるほど強い人間じゃあない。
(それでも……)ええ。𠮟りつけて、立ち上がらせてやるのが、我々大人の役目なんでしょうね。……散々偉そうなことを言いながら、要するに、私は大人失格ってことですねえ。
……あの方を、ファーガスの未来を、頼みますよ。
(任せてほしい)おお、なかなか肝の座った御仁だ。セイロス教団を背負って立つだけある。
なに……王都を取り戻せだとか何だとか、そんなことを言うつもりはありませんよ。貴殿には最後まで、あの方の復讐心を否定し続けてやってほしい。それだけです。」
ロドリグもまたダスカーの悲劇で家族を失っていました。
…しますよね、死臭。

この辺りから本格的にキャラが死んでいきます。
このマップでは帝国側であるフェルディナントが登場したり、同盟側であるローレンツを殺します。
殺さずにクリアできるならと何度かやり直したんですが無理でした。
先生と対峙するとそれぞれ台詞があるんですよね…。
フェルディナント「エーデルガルトは君をずっと気にしていた。まったく……羨ましい限りだよ、先生。」
ローレンツ「久しぶりだな、先生。ここが戦場でなければ紅茶でもご馳走したいところだが……。」
対峙してこれを聞くのは正直苦しいです。
FEシリーズは戦闘中に死んだらその後もロストしたままのため戦力的に死なせては行けないという意識が働きます。
しかし風花雪月は士官学校での交流を設けることでここに意味を持たせたんです。
このあとの散策でアネットが
「先生……あたし、どうしても割り切れなくて。ずっと……どうして他の国の人と同じ士官学校で勉強するのか疑問だったんです。でも、やっとその意味を理解できたような気がします。他の国の人たちのことを知れば知るほど、戦争なんて、したくなくなりますから」
と話します、これが風花雪月において伝えたかったことの一つだと思います。
相手を知れば知るほど、仲良くなればなるほど、出会いが違えばとifの考えがよぎるでしょう。
この作りがうまいなと思いましたし、人気の由縁かなと思いました。
まだクリア記事を書いていないのに言うことではありませんが、風花雪月はストーリーがいいと言うよりも細かな設定や作り込みが評価されている気がします。
もちろんストーリーもいいです、でもモヤる結末もあったりするので…。

ディミトリ「……出立までに心を決めておけ。殺される覚悟も、殺す覚悟も。帝国は言わずもがな、同盟と剣を交える可能性も十分にある。」
ギルベルト「……かつての学友を斬ることに、最早、躊躇はない……と。」
ディミトリ「……もう、慣れた。」
とんでもない会話だなと思います。
ただかつての学友を斬ったのはこの少し前が初めてのはずです。
にもかかわらずもう慣れた……?
ネームレスな学友を既に斬っているんでしょうか、それとも誰かを斬ること自体に慣れてしまったんでしょうか。
というわけで次回、グロンダーズの会戦です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
これを書いている時点で実は突破できていません。
宝箱を取り逃してやり直したが最後、主人公が撤退したり仲間が倒れたりと散々な結果で1時間を過ごしました。
宝箱を取るとこんな結果になるなら諦めたほうがいいのか?と思いつつダークメタル1つに泣くかもしれないと思いリトライしています。
難易度はノーマル、誰も死なない設定にはしているので自分で勝手に難しくしているだけなんですよね……敵はLv34、こちらLv42です。
戦い方としては2人ほど弓砲台の元に行かせて、他はすべて帝国側を攻めています。
2人はベルナデッタを撃退させたら退かせているんですけど…足が遅いのか間に合わなくて。
あとペトラに攻撃が当たらないです。
あれですかね、計略を駆使しないとですかね……次ためしてみます。
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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい