おふとんにくるまって

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【533】十六夜の君と彼岸を見てきた目

※本記事はゲームと史実を混同させています

 

いかがお過ごしでしょうか。

今日は遙かなる時空の中で3Ultimateより十六夜記パート、銀の攻略を記事にしていきたいと思います。

台詞もスチルも気にせず載せていくので、ネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。

 

 

第二章にて特定の条件を満たすと銀の過去と会って話すことができます。

いつも戦場で相まみえていた平知盛とそっくりな銀の正体は誰か、というのがこのルートでは明らかになっていきます。

どこまで史実を適用していいか分かりませんが、このとき平惟盛と銀?の会話より

「本当に……行かれるのですね」

「ええ、明日から東国に向かいます」

中略

「墨俣から戻られる頃には、藤の花も咲いておりましょうから…」

との発言があります。

平惟盛、平家、墨俣。ここから導き出される戦いは”墨俣川の戦い”です。

治承5年3月10日(1181年)に尾張美濃国境付近の墨俣川(現、長良川)において源行家軍と平氏軍との間で行われた戦闘となっています。

治承4年12月28日(1181年1月15日)には南都焼討もあり、墨俣川の戦いは遙か3本編における第一章で行われていた宇治川の戦いの約3年前です。

 

宇治川の戦いは年号変わって(当時2つ存在)寿永3年1月20日(1184年2月10日)で、そこから3年半前となると新暦1181年8月、旧暦にして1181年6月に将臣は京に来たことになりますがここで矛盾発生。

将臣は生前の平清盛に会っていると発言していますが、平清盛は治承5年閏2月4日(1181年3月27日)に亡くなっています。

少なくとも4年は経ってないよ!という事なら1181年3月頭、生前の清盛とは1ヵ月も過ごしていなかったのかもしれません。

桜も咲いてるしなんやねん……とこの辺りの疑問が生まれたため、後日将臣ルートを決行することになります。

 

章が変わって第三章。本来なら三草山で戦って終わりですが、福原への間道を知る者が現れたことにより梶原景時の静止を無視して福原へ突入します。

沖へ逃げた平氏を追おうと駆けだすと、春日望美は見知った影を発見。

追いかけるとそこにいたのは、第二章に御簾越しに邂逅した彼でした。

史実における平重衡は寿永3年/治承8年2月7日(1184年3月20日)の一ノ谷の戦いにて源氏に捕らえられています。

実は普通に進めていると壇ノ浦で本編は終わるし銀に出会う事もありません。

ぶっちゃけ三草山の戦いから一ノ谷の戦いまで2日しかないし短縮にもならないかもしれませんが、ここから少しずつ史実を無視し始めることで屋島の戦い壇ノ浦の戦いが早まってるのかもしれません。

コエテク公式!ルビパ!年表くれ!

 

歴史を変えて、第四章。熊野へ行きます。

そこには平知盛がおり、春日望美は仲間には内緒にして彼に素性を明かし彼らと行動を共にします。

最初だと平知盛=銀っていう認識なんですよね…。

こちら緑陰の熊野御幸であり、本来は熊野参詣と名前が変わっています。

どちらも熊野水軍の協力を頼みに行く流れになっていますが、緑陰の熊野御幸の方が涼みに旅行っていう印象です。

 

平知盛と共に来ていた将臣とも行動をし、熊野川の氾濫を鎮めるため奔走する3人。

途中で熊野川に舞を奉納して氾濫を鎮めようとしている場面に遭遇、ひょんなことから春日望美が舞を披露することになります。

すると舞を見ていたご老人が「柳花苑は舞えるか」と尋ねてきて、知っていた知盛に教わった望美が舞うと……知盛が一緒に舞ってくれます。

待っ…………最高すぎんか?スチルもめちゃくちゃ好きですし、ヒロインの心に刻まれた思い出になってる感がすごいです。最高。

 

しかし彼らは平氏、ヒロインは源氏です。

熊野川の氾濫が静まれば3人が行動を共にする理由は無くなり、それぞれ本来すべきことをするために別れます。

春日望美は彼らと一緒に行こうとしますが、それはつまり九郎や譲と対立することになるため結局は別れました。

もし春日望美が初めから平氏側の人間だったら、って一度は考えません?

以前遙か二十年祭でそんな話があった気がします。めちゃ面白かった。

◆戦場に咲く沙羅双樹
『遙か二十周年イベント』のメインドラマのひとつ。
誰もが一度は想像する、もしも望美様が将臣と共に平家側で戦うことになったらというIFのシナリオになっている。
将臣についていったのでこっちの望美様は21歳。やはりこちらの運命でも剣を握り、余計な戦を終わらせるという道を取ったらしく、戦場に身を置いている。そのことから『平家の神子』となった。
相変わらず男前であり「もっと強くなって無用な戦いを終わらせたいんです。守るべき命を守れるように」だの「あなたこそ私に守られていればいいんですよ!」だの望美様節は健在で多くのファンを喜ばせた。
さらに作中最強のアーチャーである譲が無数に放った矢を全て斬り落とすなど戦闘能力はさらにおかしくなっている。
というか、3年間戦い続けた望美様なので単純戦力では歴代最強の望美様と言える。

https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46925.html より

これだ。円盤情報はこちらから。

www.gamecity.ne.jp

 

ちょっと飛んで壇ノ浦の戦い

例え歴史を変えても知盛とは戦う運命にあるようで、相変わらず対峙します。

知盛サンいいキャラ過ぎて倒すのが惜しいです……つらいです。

 

ここまでくると平知盛は死んでしまいます。

「死ぬなんて許さない、生きてよ!」と泣いて懇願してもSSの様な台詞を吐いて「じゃあな」と入水します。

どうしても知盛と結ばれたい場合は違う運命を辿らないといけません。

それはまたいずれ。

 

源頼朝にあらぬ疑いをかけられ平泉へ逃げる一行。

そこに現れたのは、先ほど入水した平知盛平重衡にそっくりな銀という青年です。

将臣と敦盛なんかはもう事情を何も知らないので事あるごとに平家に居た頃の話をして確認していますが、この春日望美は既に知ってるので普通に結ばれます。

普通に結ばれますが文字数が2500を超えたので次回にさせてください。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

銀EDを迎えたら次は将臣EDです。もうそこまでクリアしてるので、頑張って書きたいと思います。

お楽しみに。

 

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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい

小森千代