※本記事は2022年10月25日に加筆修正しました
※書かれている情報は執筆当時のものです
※本記事はネタバレを多く含みます
※プレイ当時の感想をコピペし加筆修正したものです。文章に違和感があるかと思いますがご了承ください
いかがお過ごしでしょうか
いつも読んで頂きありがとうございます!今回はラスト、チアキの感想を載せたいと思います!
「囚われのパルマ」シリーズGWセール実施中!Nintendo Switch版「囚われのパルマ」シリーズが最大51%OFF!
ではいつものように作品紹介。
そもそも囚われのパルマとは?
『ガラス越しの体験恋愛アドベンチャー』プレイヤーは絶海の孤島の収容施設に閉じこめられている記憶喪失の青年の相談相手となり、コミュニケーションを重ねて心の距離を近づけながら、秘められた過去を探っていく。
プレイヤーの言動は選択式だが親密度を上げる為の「正解」はなく、やり取りの中で蓄積された情報から、ユングのタイプ論を応用してプレイヤーの性格を分析しており、交流の中で生まれる親密度が深まるにつれ青年の反応は変わっていく。
(wiki引用)
今回紹介するチアキは前回までに紹介したハルトやアオイたちの話よりも5年前の話となっており、なんとサブキャラも声付きです!櫻井孝宏さんや鈴木達央さんが出演されています。(これがまためっちゃいい)
事件の関わる記憶を失くした青年
チアキ CV:石川界人
ある事件の重要参考人として監禁されている青年。事件に関わることを含め、記憶の一部を失っている。
一見横柄でドライな印象を受けるが、気を許した相手に対しては、何故か守ろうとする意識が強い。
一体、何が彼をそうさせるのか……
ここからは当時のプレイ日記です。プレイ済みの方が楽しめると思います。
見にくいところあるかと思いますがご了承ください。妄想含みます。
ハルト編とアオイ編より5年前の出来事。黄金の蜂とか出てきます。
Refrainは訳すと「繰り返す」とかそんな意味(名詞)。"動詞だと~を「控える」「断つ」「やめる」「我慢する」となる。
導入部分が一番自然。チアキの顔を確認するために島に来る。
写真でも良いのでは?と思ったけど実際に見た方が確実だしね。相談員の意識もはっきりしているし、何よりチアキ以外のキャラに声が付いたこともあって物語への没入感がすごい。視線とか*1。
警戒心むき出しの彼を確認して本土に帰れるのかと思いきや、嵐で船が出ないのに加えて証拠隠滅の疑いをかけられ残ることに。
とりあえず再び面会してもやっぱり警戒心むき出しで、思わずこちらも対抗して面会延長するとまさかの「帰れって言ったんだけど(要約)」と言われる始末。それでも面会を
続けていると一つ提案をされる。
窓のある部屋じゃなきゃ思い出せるものも思い出せないから部屋を変えたいって。牢屋みたいな保護室から窓のある(監視できる)部屋に移ってプロローグクリア。
この後の須田とチアキのやりとりが(ボイスレコーダー)が面白い。
その後相談員の持ってくる情報と引き換えに、思い出した事件の記憶を話してくれることに。これ、後に利用しようとしていたって白状される。まあ相談員にほだされるんだけどな。
ところでこの時チアキが「信じられるのは自分だけ」って言っていたんですけどこれなんなんでしょ。CIAでの洗脳…?しかも相談員、なんと取引を提案したチアキの虚勢や眼差しに隠された弱さに気づいていたんだって。どういうことだ。
面会って延長できるじゃないですか。その時に彼がマレー語を話してくれるんですよ。
Mata anda cantikって。で終了後に「マタ アンダ チャンティですか。勉強になりました」って 須田看守が軽く煽ってきます。
これが信じられんくらい面白い。ちなみに意味は「あなたの瞳は綺麗ですね」って意味らしい。相談員を見て思ったみたいですよ。耳元で言ってほしかゲフンゲフン
以降相談員が事件についての新しい情報を集めてはチアキに話し思い出したことを共有することで、二人にかけられた容疑を晴らしていくという協力関係(取引)となります。ただこの相談員、かなり人たらしな傾向にありまして危険なことに頭を突っ込んでは周りが思わず手を貸したくなるような状況にしていくんです。
そんな相談員に図書館のアルバイト、門司は惹かれていく…と。しまいには須田看守まで気まぐれを起こします。すごいぞ。
チアキが相談員との関係の変化に気づいたのは、おそらく枯れ滝で遭難した時(正解はボイスレコーダーで言及あり)。
自身が頭痛で苦しんだ時に相談員がかなり心配していたのを須田看守から当時聞いていましたが、立場が変わった時まさか自分がこんなに焦るとは思わなかったと思います。相談員を失いたくない、ってね。
序盤「信じられるのは自分だけ」と言っていた彼が、相談員を信じようと強く思うわけです。ここ好き。
終盤、かなりチアキは心配性になります。今までの二人も心配性でしたが彼は毛色が違う。束縛すら感じます。しかもメッセージで須田看守や門司くんの話をすると、嫉妬をドストレートに見せてくれます。ここも好き。この辺りの描写がとても明白になっていたのでプレイしていて変化に気づきとても面白かった。
ED3種類はEp8から分岐で見ました。攻略サイト見たしね。
結論から言うと
ED1発展途上国で教師、ED2通訳者、ED3CIAの諜報員です。
つら。
ちなみに本作はハルト編とアオイ編がEp6までなのに対し、チアキ編はEp8まであるので過去一ボリュームがすごいです。
終盤、河内さんの登場や五十鈴大使とチアキの関係が明らかになります。ここで折り鶴がキーアイテムとなり再登場します。五十鈴大使がいい人すぎて泣けてきました。
補足すると、幼少期からチアキを助けようと奔走しては後手に回ってしまう自分が腹立たしかったようで。ED1とED2でチアキの助けとなってくれます。よかったね二人とも。ED3はおそらくチアキが受け入れなかったのかなと勝手に解釈しました。
先述した須田看守の気まぐれには河内さんが少し関係しています。枯れ滝で遭難したのは河内さんから妻の結婚指輪をどこかで失くしてしまったと相談員が聞き、探していたから。
危険な場所に行くときは事前に連絡、戻ったら再び連絡するようにとチアキに言われていたのでそのとおり連絡後、崖から落ちて遭難しました。落ちた先で指輪を発見します。これチアキに連絡していたからいち早く彼が異変に気づいたんですよ。GPSを頼りに須田看守が助けに来ます。そして指輪を受け取った河内さんが、相談員に何かあったら融通を聞かせるようにお願いをし、終盤のあのシーンに繋がるってわけです。
エンドレスモードのテレフォンイベントで須田看守の心境を聞くことができるんですけど、うまーくかわされます。
結果、いろんな説が浮上。
- 門司と同じく相談員に横恋慕を抱くが大人の男として想いは伝えないけど、陰ながら助け守ってる。ボイスレコードの狩谷看守とのやり取り(嫌がらせっぽく見せつつ素性を探ってる)を 聞かせたのも、遠回しに注意するように警告。かつレシピを 渡すことで伝えるつもりのない行為を食欲へと昇華させてる?
- 相談員に恋愛感情は無かったけど相談員とセットでおもちゃとしてお気に入りって感じで、最後の鍵は退屈だった毎日が二人のおかげで楽しかったから須田看守なりの恩返し。
どっちでも面白いけど個人的には②かなぁ。①も面白いけど。てか事件解決してなさ過ぎて。くっつきゃいいのか。
本土に戻ってからユウゴ・クロイワ(チアキの本名)が死んだと河内さんから聞かされます。EDはそこから1年後。
ED1→事件前と違う仕事
発展途上国で教師をしています。
ありがとう五十鈴大使。おそらく相談員は日本。こちらは愛してるってたくさん言葉にしてくれます。
たまに帰国した彼に会っては現地での様子を聞いてるのかな。スチルでの写真はそういうことだと信じてる。いやほらだって私そんなキャラじゃないし。無理だし。でも そんなこと言ってたらいつまで経っても結婚できないな…こんな束縛してくる人の彼女ずっとやり続けたら既成事実とか作られそう…。
ED2→事件前の仕事に関係する仕事
通訳は外務省メインな感じなのかな?
安定だね。五十鈴大使のそばで仕事するのが多いのかも。5カ国語も話せるし、チアキ自身を生かせる仕事って感じがして好き。スチルでは手料理っすよ。得意なポテト料理じゃないあたりめっちゃ練習したってことなのかな。良いぞ良いぞ。もっと料理してくれ。仕事も家事もできちゃうハイスペ男子っぷりを存分に見せてくれ。この場合スパダリか…?
こちらはED1と違って幸せを言葉にしてくれます。式場が来い。
ED3→事件前と同じ仕事
諜報員です。五十鈴大使に助けを求めることもできず、呪縛から逃れることもできず、相談員も諦められなかったエンド。
つら。きっと相談員が寝ている間に帰ってきて起きる前に自身が起き、支度を済ませて静かに仕事へ行くんだと思います。しんどすぎる。
たぶん結婚は無理だろうな。任務で女のそばに行くんかな。やだな。何かに似ているなと思たらコ〇ンのバ○ボンの二次創作でした。大体 合ってる。
なかなか帰ってこないと思ったらめっちゃ怪我して 帰ってくるんでしょ。ここで面会時に教えてもらった包帯の巻き方が役立つね。えっもしかしてこのためのフラグだった…?
いやだから長い。
総評
スチル3枚とも笑顔でしたが、無邪気さや充実して笑顔に見えたED1とED2とは打って変わってほの暗さのある笑顔だったED3との対比がすごくきれいだったなと思いました。
本編でよく見せてくれたあの嫉妬はED3だと趣とかめちゃくちゃ変わりそう。ちなみにこれを書いてる時点で4周目まだクリアしてないんですけど予想はED1です。 過去しか見ない女で有名な私なので今回もなりそう。
結果は(追記)安定のED1でした。ここまで来るとすごいとしか言えない。
3作ともEp3とEp5辺りで心とストーリーが動いた気がしました。進展したり突き放されたり、解決の糸口が見えたり。それから最終エピの最終面会で別れて、数ヶ月以上経ってから再会。ハルトが2年、アオイが数ヶ月から半年、チアキは1年後でした。
違うのは、アオイだけが明確に再会を約束して呼び出してきます。ハルトは再会を思わせつつ会うつもりは無かったり、 チアキはもう会わない俺のことは忘れてくれ状態です。
個人的に乙女ゲームなのに攻略対象キャラに好かれようとしなくてもいいのはものすごく画期的だったなと思いました。
ゲームの中でくらいありのままの自分が好かれたっていいじゃない。って。 今までの乙女ゲームって好かれるために選択肢を選んでいたと 思うんですが、パルマはその必要が無い。好感度は面会を重ねれば 自然と上がるし、選択肢によって決まるのは結末だけ。しかもそれは BADか否かではなく本当に結末だけ。全部トゥルーエンド。
本編を進めるごとに彼を幸せにしたいって思うし、きちんとENDでそれぞれ形は違うけど幸せになってるわけで。もう本当に好き。
クリアに時間がかかる作品だけど、間が空かないなら何回でもプレイしようと思えます。間が空くと クエストや素材集めの記憶が飛ぶので…そこはすまんとしか言えない。
いつか4人目が加わることを夢見て。
いかがだったでしょうか?
チアキさんはとにかく心配性です。今作は声付きの掛け合いを楽しみたい方向けかなと思います。石川界人さんと櫻井孝宏さんの掛け合いがめちゃくちゃ面白いです!
上記でお話ししたセールは2/17までやってますので、気になった方は是非プレイしてみてください!もちろんスマホでも120円~プレイ可能です!(本編の差はありません)
次回からまたゆっくり好きなことを書き連ねていこうと思います。
それではおふとんにくるまって。おやすみなさい
小森千代
*1:視線:ダイレクトアプローチのこと。見つめたり逸らしたりできる