※本記事はネタバレを含みます
いかがお過ごしでしょうか。
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本日はこちらの続きとなっています。まだ読んでない方はぜひ先に一読ください。
以降はネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。
昨日までにチアキと決めていた作戦を食堂のおばさんに伝えると「あんたの彼氏は策士だねぇ」と大胆な計画を褒めてくれます。
細かなことも話しお願いすると「そんなわざとらしい理由をつけなくても上手くやるわよ」と言い、続けて「久しぶりに『餌付けのアリサ』の出番だからね」と意気込んていました。
こーれハルト編で出た話ですよね。喫茶店だか廃棄場で見つけた日記帳だかにあった話だった記憶です。
島ではそろそろ冬が近づいてきたため今日成功させたいというチアキは、本当は暗い中を一人で歩かせたくないとしながらも相談員と直接会えることに緊張していると明かします。
もっと難しい任務でも緊張しなかったのに、と言ってる辺りきっと今まで本当に失敗してこなかったんだろうなと思います。
ガラス越しに相談員が触れてくれるだけでも嬉しいチアキは、実際に触れたらおかしくなって止まらなくなったらごめんと先に謝ってきました。最初の頃は”ごめん”と言う言葉すら聞かなかったのに…相談員に心を開いたことがよく分かって胸がジーンとなります。
ちなみに止まらないってのは男の事情らしいです。少なくとも淡白な方では無さそうですね(誰目線)。
「待っててくれ、必ず行くから」と言葉を残して面会終了、作戦の実行は今夜です。
そろそろ時間だな~と思い立ち上がると、嫌なタイミングで電話がかかってきます。
バレました
それでも途中まではうまく行っていたようで、食堂のおばさんが差し入れてくれたおつまみは絶品だったし、いつもながらに大きな声で話す彼女のおかげでチアキが抜け出そうとしているとは気付かなかったと言います。
しかし医務室の窓は錆びついていてとても開くような状態ではなく、それでも何とか無理に開けようとした結果窓が悲鳴を上げるように大きな音を出し、見つかったとのこと。須田さん曰くバレたときのチアキの顔は相談員にも見せたかったほどだったようです。
見取り図を盗み見るきっかけとなった施設の老朽化が脱走防止に役立つという、何とも言えない結末です。
一方チアキはと言うと本来は説教の後に保護室にでも押しやるところですが今夜は満月ですし少しばかりいつもと違うことが起きても不思議ではないでしょう、と電話をしたまま窓を開けずに窓際へ立つように指示されます。須田さんは彼に”借り”があるようですが、どうせハムスターのミチコ絡みです。
相談員は須田さんの気が変わらないうちに急いで窓際へ向かいます。
「ごめん、失敗した」と素直に話す彼はそれでも相談員に会いたかったため看守に交渉したと言います。
もちろん普通に会わせるわけはなく、看守に要求された通り今チアキは木に登ってます。ガラス越しでも満月を一緒に見ることができました。
二人できれいな月を見ていると、きれいだと呟いた後に「月も……、月の光に照らされる君も」と言ってくれましたが、これって『月がきれいですね』って台詞を知っていて使っているんでしょうか…?
ここまで読んでくださりありがとうございました
というわけでサイドストーリー1でした!いかがだったでしょうか?長さとしてはエピソード1本分かなと思います。それより少し短いかも。最後の面会をするとそのままイベントとなるのでより短かった気がしました。
まぁ直接彼に会うことは叶いませんでしたが、これはこれで思い出になったのかなと思います。
しかも単発ストーリーだったからか看守の二人がめちゃくちゃ喋ってくれます。一応パートボイス扱いではあると思うんですが声付きでたくさん喋ってくれるのが本当に嬉しかったです。
面会の日付指定なんて珍しいけど記念日なの?と言う狩谷さんにサプライズかなって返すとじゃあこの話やめようと言ってくれたり、先ほどの須田さんからの電話ももちろんすべて声付きです。やはり一人のボイスドラマよりも掛け合いがある複数のボイスドラマの方が物語として厚みが出るので、とても面白かったと思います。
あと食堂のおばさん、エプロンドレスを翻して壁を走っていたことがあったそうです。おそるべき”餌付けのアリサ”…あの人っていったい何者なんでしょうか。
サイドストーリーはもう一つあるので、そのうちまたやりたいと思います。お楽しみに!
あとやっぱり『月がきれいですね』って知ってたのチアキ?ちょっともう一回満月見てきます
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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい
小森千代