※本記事はネタバレを含みます
いかがお過ごしでしょうか。
FF14を書きたいところですが溜まりまくってるので討鬼伝です。
もうそろそろ続編にあたる極に入りそうですが、まだもう少し。
というわけでネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください
恋人が外から帰ってこないという女性を見るなり目の色を変えて助けに行った息吹でしたが、助けることはできませんでした。
すると女性は「助けるって言ったのに…!」と、まぁ思わず出た言葉なんでしょうけどなかなかにクる一言でした。
それ以来息吹は心ここにあらずといった様子でした。
腕は短く、足は遅い。そう嘆きながら鬼と戦う息吹は、いつもの軽い男とは別人のようです。
そんな中「カナデ…」と何度かとある名前を口にしていきます。
おそらく女性の名前ですが、この時点ではまだ誰の名前かは分かりません。
ただ「目の前じゃもう誰も死なせない、そう誓ったはずだった」と言っていたところを見るとおそらく目の前で死なせてしまった人の名前かな、と。
一方その頃、秋水が橘花を焚きつけていました。
皆の幸せのためだからって巫女だけが犠牲になるなんて!とまるでFF10のリュックみたいな台詞を吐いていますが、本心では無さそうなのが面白い。
なに企んでるんだコイツ。
そんな中でも里では異変が起きていました。
なんでも眠ったまま目覚めなくなる者が急増しており、これに初穂とプレイヤーで調査に当たります。
夢の中に死んだ母親が出てきてこちら側に来るよう誘われた、など話を聞いている中で樒が興味深い一言を教えてくれました。
「取り戻したい過去がある人ほどきっと夢患いになりやすい」
息吹は夢患いになってないやん、と思いつつ初穂は重く受け止めます。
水脈を辿っていけば鬼がいる、という秋水の情報を頼りに初穂や桜花たちが外へ捜索に行きます。
しかし帰ってきた途端、初穂が突如倒れてしまいました。
夢患いです。ついに初穂がなってしまいました……おい息吹は?
初穂は当時神隠しに遭い、40年の時を越えた時の迷い子でした。
大和が10歳の頃に初穂が神隠しに遭って、と言うことは彼が11歳の頃ということになるかな。
大和が初穂のことを初姉といっていたので、大和11歳初穂15歳の時の話なのも頷けます。
夢患いとは過去に未練のあるものがなるもの、にも関わらず惚れた女を守れなかったはずなのに夢患いにならない息吹はとうとう自暴自棄になります。
カナデって惚れた女だったんですね…それらを隠すために軽く振舞っていたけど、その嘘が真実になってしまったと言う息吹を見るのがつらかったです。
いや~~~しっかりつらい。わりと重い。ここまで何もない速鳥が不思議なくらいです。
自暴自棄になったと書きましたが、具体的には大酒くらって戦闘に参加できなくなっていました。
桜花にダル絡みし富嶽に叱責されてもスクショのような有様で、思わずプレイヤーも口を出します。
守りたかったのに守れず、同じようなことが二度起き、後悔してるはずなのに夢患いにならない。
じゃあ今の自分ってなんなんだ、っていう物語作りがにくいな…とコエテクに対してなってしまいました。すき。
里にタケイクサという鬼が近づいてきました。
タケイクサは八年前のオオマガドキのとき息吹が対峙しており、タケイクサとの戦いは息吹が適任だろうと大和に言われます。
でもまぁあの状況なので速鳥に代わりに出るよう指示しますがプレイヤーが時間が欲しいと制止し、富嶽と一緒に説得へ向かいました。
富嶽も同じように守りたかったものが守れなかった人です。
しかし守れなかった神垣ノ巫女に「守ってくれてありがとう」と言われたこと、「この世には親も友人もいない天涯孤独の奴らがごまんといる中でいちいち夢患いに浮足立っていたらキリがない」という強さでここまで生きてきました。
そんな富嶽に加え、以前恋人を助けに入ったものの助けられず「助けるって言ったのに…!」と言ってきた女性に「彼を救おうとして下さってありがとうございました」と言われ、奮起。
まだ誰かを救う事ができるなら、と酒をやめ戦いに参加してくれるようになりました。
克服!できました!
このときのサブタイ?みたいなのが伊達男の再起って名前で個人的に刺さったのを覚えてます。
いやめちゃくちゃ良い…うまく説明できませんがすごく良かったです。
その後夢患いの元凶となっていたミズチメという鬼も見つけ出し、これを撃破。
里で夢患いにかかっていた人たちが次々と目覚め始めました。
しかし未だ初穂だけが眠り続けています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
なぜ初穂が目覚めないのか?は次に回したいと思います。
ちなみにタイトル、汝に英雄の導きがあらんことをと悩みましたがこちらにしました。
どこかで使いたいと思います。
サムネの台詞がタイトルと噛み合わない気がしますが許してください。
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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい
小森千代