おふとんにくるまって

基本平日更新。18時更新努力。

【582】琥一と雨

※本記事はネタバレを含みます

※TV画面を撮影したため画質が悪く全体的に青みがかってます

※バンビ=主人公です

※一部下品な妄想をしています。

 

 


いかがお過ごしでしょうか。

今日も琥一記事です。3年目に突入します。

3年目春から初夏にかけてなので、ちょっと進みが遅く感じるかもしれませんがご了承ください。

というのもスチルイベがあまりなくて……進展が少なかったって言うのもあります。

せっかくの4枚中4枚ともスチルイベなので久しぶりに台詞抜粋でもしようかな…。

以降はネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。

 

 

こちらPSP版での追加イベントになります。

一緒に帰っていたら通り雨に降られてしまい、琥一が住むwestbeachに立ち寄った際のスチルです。

洗われたタオルが1枚しか無かったことでバンビが遠慮していたら琥一が無理やりタオルをかぶせてきて、拭いてくれていたんですが……バンビのとあるものが透けていた、という流れです。

一部台詞を抜粋します。

琥一「どうだ、観念しやがれ。ククッ…… 」

〇〇「やめてよ、もう、小さい子じゃないんだから…… 」

琥一「ガキみたいに聞き分けがねぇからだ」

〇〇「もう…… 」

琥一「……………… 」

〇〇「……?」

琥一「あ、いやーーやっぱ、後は自分でやれ」

〇〇「うん、ありがとう…… どうかした?」

琥一「どうもしねぇ」

〇〇「……?」

琥一「シャツもよく拭いとけ、その……マズいからよ、いろいろ」

なんだこのイベント

何が透けていたかはADVで判明するんですが、要するに下着の紐です。

琥一の髪降ろしてる姿が見られた!と思ったらバンビのブラ紐に目が釘付けになってしまう琥一……何だよお前も男の子かよ。

冬服だとブレザー、夏服だとニットベストを着ていたと思うのでバンビのブラ紐なんて見えない気もしますが、冬服の場合は前を開けていた可能性もあるので…。

雨に濡れたシャツから見えたということは白以外の濃い目の色だったということで間違いないでしょうか?

てっきり非DTだと思ってましたが意外と初心な反応が見られて満足です。

もちろん、高校生なのでDTでもいいと思います。

 

「2等星のカストル、1等星のポルックス。春の夜空に浮かぶ二つの明るい星を見つけたら、この悲しいお話を思い出してみてください」

2つの星の話は本編では出てこなかったので別サイトから引用したいと思います。

ギリシャ神話では、カストルポルックスは、大神ゼウスとスパルタの王妃レダの間に、双子の兄弟として生まれた。ただ、カストルは人間の子として、ポルックスは神の子として生まれてしまったがために悲劇が起こる。

やがて、二人は成長し文武両道に秀でた立派な勇者となって、アルゴ船の遠征に参加して大活躍をして一躍有名になる。その後二人は、イーダースとリュンケウス兄弟と戦うことになるが、ここでカストルはイーダースに殺されてしまう。ところがポルックスは、イーダースが投げた石が頭にあたっても、リュンケウスの槍で突かれても死ぬことができない。

ここで初めて自分が神の子だと気がついたポルックスは、兄弟の運命の違いに嘆き悲しみ、自分の命と引替えにしても兄カストルを生き返らせてほしいとゼウスに頼んだ。最初は聞く耳をもたなかったゼウスも、兄思いのポルックスの願いを聞き入れて、二人を天に上げて星にしたという。

カストルとポルックス ~名前の由来と悲劇の物語~:達人に訊け!:中日新聞Web より引用

前回の記事で琥一とスケートデートした際の話を考えると、より琉夏と琥一を思い出す話だと思いませんか!?

人間の子として生まれた兄カストルは琥一、一方神の子として生まれた弟ポルックスは何でもそつなくこなしてしまう琉夏。

この話を聞いたバンビは「最後は一緒になれて良かったね」と話しますが、琥一は「どうだろうな」と返しました。

一部台詞を抜粋します。

〇〇「カルトスとポルックスか……最後は兄弟一緒になれて良かったね」

琥一「どうだろうな?」

〇〇「そうに決まってるよ」

琥一「なんで?」

〇〇「だって、兄弟だもん。琥一くんだって、琉夏くんと一緒の方がいいでしょ?」

琥一「なんだそりゃ、気味悪ぃこと言うな」

〇〇「あ、照れてる。二人は仲良しだもんね?」

~中略~

「死んじまった方は、案外、独りになってせいせいしてたのかもしれねぇだろ」

っはぁぁぁぁぁぁぁ(クソデカ感情)

もう何も言えません。

このあと琥一はくだらないことを言ったと話を切り上げてしまうんですが、もう思わず抱きしめてやりたくなりました。

こんなところでいきなりシリアスぶっこむなよ……。

 

琥一にジョウロって似合わないかもしれませんが、琥一にとっては贖罪のようなものだったんだと思います。

このお話、ADVもあるんですが筆者はよく理解できませんでした。

まずスチルイベである本編から一部台詞を抜粋します。

琥一「なぁ、あの教会……ガキの頃3人で、ときどき忍びこんだの、覚えてるか?」

〇〇「うん。なんとなく、だけど。どうして?」

琥一「なんとなく、な……いや、聞いただけだ。忘れろ」

~中略~

琥一「俺は…… ときどき思い出す。我ながら、女々しいけどな」

〇〇「琥一くん?」

琥一「ハァ……なに言ってんだ、俺は。やっぱり忘れろ。じゃあよ」

次にADVの台詞を抜粋します。

この教会で、俺たち3人はよく遊んだ。

この教会には、サクラソウが咲いてた。

あの頃、ルカは時々、遅くまで家に帰らないことがあった。

理由を聞くと、サクラソウを探してる、そう言った。

サクラソウを見つけると、どこでも好きなところに行ける。

そんな言い伝えがあるそうだ。

ルカはあの頃、やたら本ばかり読んでた。

だからきっと何かの本にでも書いてあったんだろう。

ある日、3人で遊んでいる時、ルカがサクラソウを見つけた。

ルカはその言い伝えをはじめて俺達に話した。

もちろん、そんな話をまともに信じたわけじゃない。

鼻で笑うことも出来たはずだ。

でも、俺は気に入らなかった。

サクラソウを見つけて、アイツがどこに行こうとしてるか分かったからだ。

俺はその夜、家を抜け出して独りでこの教会に来た。

月に照らされたサクラソウは、本当に何かの魔法にでもかかってるみたいに、

薄い桃色に輝いて見えた。

少し、怖いような気もした。

こんなもの放っておいて、そのまま帰ろうとも思った。

でも、そうはしなかった。

いつもルカのことばかり考えてる、親父やお袋の気も知らずにサクラソウを探していたルカに腹を立てていた。

だから俺は、手当たり次第にその花をちぎって捨てた。

雲の上に散らばった小さな花びらが、月に照らされていた。

サクラソウは、そんな無残な姿にされても、まだ薄桃色に輝いていた。

~中略~

どうして、またこんなことを思い出したのか、我ながら女々しくて舌打ちした。

帰ろうとして振り返ると、青く沈んだ庭の中にたった一輪だけ、小さな薄桃色の花が咲いていた。

筆者はADVを読んだ時、琉夏は実の親の元に行こうとしてるのかなって考えました。

いつもルカのことばかり考えてる親父やお袋の気も知らずにサクラソウを探していたルカ、という文章を見て親からの愛が足りなかったとまでは言いませんが兄と言うだけあって少し多く殴られた琥一が頭の中に浮かんだからです。

まぁ”心に思い描く人のところにきっと連れてってくれるんだ”と言っていただけなので親とも限らないんですけどね。

ただ琥一が贖罪としてサクラソウに水をやっていたんだとしたら、琥一が心に思い描いた人はバンビだと思うんです。

そうなるとおそらくあの頃サクラソウをちぎって捨てたことへの贖罪かな、と。

もし他の考察をしてる方がいたら教えてください。

 

もうお馴染みのスチルです。

載せようか迷ったくらいお馴染みになってます。

本来は2人とも仲良くないと見られないスチルイベなので、主に三角関係中に見るものだと思います。

パラによって2人は上がりやすいので……3年目には毎回見てます。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

というわけで3年目初夏まででした。

次回は夏だけで終わると思います。その次から文化祭やクリスマス、かな。

 

あと筆者最近絶不調で階段から落ちたりしてるので、ある日突然更新が止まるかもしれません。

皆さんもご自愛ください。私も気を付けます。

 

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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい

小森千代