おふとんにくるまって

基本平日更新。18時更新努力。

【585】ケンカは卒業

※本記事はネタバレを含みます

※TV画面を撮影したため画質が悪く全体的に青みがかってます

※バンビ=主人公です

 


いかがお過ごしでしょうか。

今日も今日とて琥一ルートです。

ここ数回分進みが悪いですが、今回は特に遅いと思います。

まさかの約10日間ぶんです。

4枚載せていて、うち3枚がほぼ同時に起こるイベントのものです。

でも桜井兄弟の話を書く上では外せないイベントでもあります。

流血沙汰というか怪我など少し過激表現があるので、苦手な方は注意してください。

今回も台詞抜粋しまくりました。

以降はネタバレを含みますので苦手な方はお戻りください。

 

 

 

元旦、1年目から変わらず琥一と初詣に行きました。

琥一「オマエのお陰で、どんだけ俺が救われたか、言ったことあったか?」

〇〇「琥一くん……」

琥一「メンドクセーだっただけの学校も真面目にやりゃ、そこそこ悪かねぇって思えた。それなりに、仲間も出来た。」

〇〇「そんなの、わたしのお陰なんかじゃ――」

琥一「まあ、オマエはそう言うだろ。でもな……感謝してんだ。3年間、ありがとな?」

〇〇「ううん、こちらこそ。」

琥一「やっぱ、ガラじゃねぇな? バイトあるから、もう行くわ。じゃあよ。」

台詞を抜粋するとこんな感じ。

琥一は不器用ながらもこうやって本音を吐露してくれて好きです。

 

それから10日後。

見るからに治安の悪そうな余田門高校の人たちに連れられた琥一が心配で探していたら、怪我をした琥一を見つけました。

一方的に暴力を振られた様で、公園のブランコでじっとしてます。

琥一「チッ…… オマエかよ」

〇〇「怪我……してるの?」

琥一「べつに」

〇〇「でも、手から血が…… 」

琥一「どうでもいいだろ。行けよ」

〇〇「また、ケンカしたの?」

琥一「……………… 」

〇〇「待ってて、琉夏くん呼んでくるーー」

琥一「やめろ。アイツとは関係ねぇ」

〇〇「でも!」

琥一「頼む……アイツがこれ見たら、じっとしてるワケがねぇ」  

〇〇「じゃあ、どうしてケンカなんか…… 」

琥一「わかってる。今日はなんとか話つけようとしたんだけどな。そう、虫のいい話はねぇな」

〇〇「じゃあ、一方的に?ひどい…… 」

琥一「これで、少し奴らのアタマが冷えりゃしめたもんだ。体の傷なんて、休めば治る」

〇〇「コウくん…… 」

琥一「どってことねぇよ。いい加減、バカやんのも終わりにしねぇとな。……だろ?」

琥一なりに色々考えてくれたんだなとわかるイベントです。

以前どこかで「こんなのが始終くっついてたらそうそうバカできない」と話していましたが、琥一にその気がなくても相手からつっかかられればそれまでです。

そう思った琥一はもうやめたいことを告げ、殴られながらも一切抵抗しなかったんだと思います。

相手になんねぇなと思わせたもん勝ち、でしょうか。

 

後日というか翌日というか。

一緒に下校中、謎の人だかりに疑問を持っていると警官を見つけました。

もうこの時点で嫌な予感しかしません。

警官A「君たち、ちょっと!」

琥一「あ?」

警官A「君は桜井琥一君だろ?桜井兄弟の、上の」

琥一「だったら、なんスか?」

〇〇「ちょっと、コウくん!」

警官B「いやぁ、今そこで喧嘩があってね?余多門高校の生徒が、重傷を負ったんだ」

琥一「!!」

〇〇「(余多門高校って、いつも絡んでくる……)」

警官B「悪いけど、ちょっと話を聞かせてもらえる?」

〇〇「どうしてですか?わたしたち、今、通りかかっただけでーー」

警官A「君、この辺りで彼らとケンカしたことがあったろ?付近の人が見てるんだよ。確か、弟もーー」

琥一「俺です」

〇〇「!? コウくん!」

琥一「俺がやりました」

警官B「署まで同行してもらう。いいな?」

琥一「はい。」

〇〇「そんな…… 」

警官A「この子は?」

琥一「知りません」

警官A「そんなはずないだろ?」

琥一「知りません」

警官A「まあ、見たところまともな子だし、今回はいいだろう」

〇〇「でも違うんです!わたしたち本当にーー」 

警官B「話は彼から聞くから。君は家に帰りなさい。名前と連絡先をここに書いて」

~中略~

警官A「緊急車両17号。関係者と思われる少年を確保」

〇〇「コウくん!!」

琥一「……………… 」

 

バンビは琥一が琉夏をかばったのかもしれないと思い、すぐさま琉夏に電話します。

琉夏はそんなことするなずないと思うバンビと、警官の話を聞いて瞬時に琉夏がやったと考え琉夏をかばう琥一との対比が上手く言えませんが悲しかったです。

琉夏「お待たせ。遅くまで付き合わせてゴメン」

〇〇「ううん。どうだった?」

琉夏「もう大丈夫。結局、余多門同士のケンカだったらしい。相手も捕まったって」

〇〇「そう……じゃあ琥一くん、すぐ家に帰れるよね?」

琉夏「うん。オヤジが迎えに来るって。保護者が来るまで、帰れないんだ」

〇〇「そうなんだ……でも、誤解がとけて良かった。琥一くん、どうしてあんなウソをーー」

琉夏「責めないでやって。コウはさ、俺をかばったんだ。俺、信用ないから」

〇〇「ルカ…… 」

琉夏「当然だ。一歩間違えば、俺がやってたんだ、きっと…… 」

〇〇「そんなことない。2人とも、もう前とは違うんだもん」

琉夏「ありがとう、信じてくれて……兄弟でも信じ合えないのにな」

〇〇「琥一くんは、琉夏くんのことになると、冷静じゃなくなっちゃうんだよ…… 」

琉夏「うん……そうだな、昔からそうだ…… ……帰ってきたらさ、コウに優しくしてやってくれる?」

〇〇「もちろん」

琉夏「アイツはさ、バカで乱暴で、自分の気持ちもよくわからなくて、でも……  いいヤツなんだ。きっと、誰かのためにしか生きられない。そして、その誰かは、もう、俺じゃない。……俺たちはもう、大人にならなきゃ」

〇〇「大人に…… 」

琉夏「◯◯。コウのこと、よろしくね」

「……うん」

琉夏「じゃあ……  さよなら。」

このあと、琉夏にバレンタインのチョコをあげられなくなります。

学校でも一度も会えませんでした。おそらくデートもダメかもしれません。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

いやこれホントに乙女ゲーム

と思わず突っ込みたくなるイベントでした。

乙女ゲームやってて警官に補導される攻略対象なんて初めてだよ…と同時にいままでのキャラは品行方正だったんだなと思いました。

次回が琥一ルート最終回です。

バンビたちは大人になったので、ちゃんと教会で琥一を来るのを待とうと思います。

 

あと8月から別のゲーム!と言っていましたが、琉夏の記事を書けていないので書き終わり次第記事にします。

ゲーム自体は8月からできそうです。何のゲームかはお楽しみに。

 

 

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それでは、おふとんにくるまって。おやすみなさい

小森千代